2016年3月13日日曜日

英国アンティーク カーブドチェア

みなさまこんにちは。
今週はまた寒い日が続きました。
暖かさを思い出した体にはこたえる寒さですね。
空気は乾燥していても、晴れ間が見えないと洗濯に困ってしまいます。
来週から暖かくなると予報では出ているので、晴れ間に期待したいところです。

№4350 カーブドチェア
http://www.westwood-jp.com/furniture/4350.html

今回はカーブドチェアをご紹介いたします。
ウエストウッドの在庫の中でも最も年代が古いアイテムの一つです。
歳月を経て使用され続けたものだけに付与される古艶(パティナ)が非常に美しく輝きを放っています。
人の肌や衣類が触れる箇所の塗装が薄くなり、明暗がはっきりと現れています。
塗料やニスの塗装技術だけではこの様な質感を出すことはできません。
長い時間の中で人の油分が染み込み、繰り返し拭き上げや再塗装を行うことで唯一無二の家具となっていくのです。
店のアイテムも定期的にニスや塗料の再塗装を行います。
塗装したては艶めき輝きます。ですが、古艶とは別の輝きになってしまいます。
その他のアイテムも十分に古いものですが、まだまだ熟成中なのです。
写真でも感じられますが、現物のチェアはうっとりする様ななめらかな質感になっています。
背もたれや脚の彫刻はとても繊細で、どこを見ても直線はなく曲線のしなやかな美しさが見て取れます。
カーブドとは(彫刻された)と言う意味ですが、その名の通り彫刻が際立っています。
もともとこのチェアは彫刻の質の高い高級家具であったことがうかがえます。
古艶を出すための条件は一つ、数百年使用し続けられることです。
では、数百年持つ家具とはどういったものかと言えば、
・品質の良い木材
・職人の技術力
・使い手のモノを大切にする心
全て揃わなければ家具は長い年月持ちません。
この数百年使用し続けることがいかに難しく、希少なことかを改めて感じさせます。
日本では生き物やものが100年の歳月を経ると、“つくもがみ”になる伝説がありますが、
確かに長い年月を経たものには何か言葉では言い尽くせない魅力が備わります。
これからも今あるものを大切にし、後世に伝えていきたいですね。

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