2014年6月24日火曜日

アンティークコファのご紹介

みなさま、こんにちは。
お店の周辺は、少し前まで大雨と雷でした。。
雲行きが怪しいものの、突然の雨には困ったものですね!
今は落ち着いてきましたが、まだ雨は降っておりますのでお越しになる際はお気を付けて☆

さて、本日のご紹介はコファです。
コファをご存知でしょうか?

コファとは箱です。cofferの和訳では「貴重品入れ」とも訳されています。
コファは家具のルーツともいえる重要な家具です。
戦乱の世では、貴重品を収納したり、
また食料の収納庫として、ベンチとして、テーブルとして、、、と多様な家具だったようです。
近世以降は、ベッドの足元に置いてブランケットを収納するための家具として使用されています。
「コファ=ブランケットボックス」このような意味を持ちます。

№4290 コファ (1930年代)


№4006 スモールコファ (1920年代)


№4203 スモールコファ (1930年代)

いかがでしょうか?
とてもしっかりしているので、腰掛ける事も可能です。
収納もたっぷりと入ります。
寝室に置くのも、もちろんですが、
玄関に置いても目を引き、スリッパや折り畳み傘の収納などと色々活躍しそうですね。

2014年6月17日火曜日

女性に嬉しいアンティーク

みなさま、こんにちは。
本日も晴天!!ですが、明日はまた雨の予報。。。
気持ちを明るく☆本日もご紹介したいと思います。

本日のテーマは女性にオススメしたい家具のご紹介です。

まずは、こちらから!
№3894 ソーイングボックス スツール 1930年代

オークでつくられたソーイングボックススツールです!!
幅が43.5cmと可愛らしく、内側は、鮮やかなブルーの布地が素敵ですね。
針山も付いているので、使い勝手が良さそうです。
腰掛けられるタイプですので、とてもしっかりしています。

 思い出の宝物をそっと入れておくのにもピッタリですね!!


お次は、ドレッサーのご紹介です。

№3860 ドレッシングテーブル 1930年代

三面鏡付きのドレッシングテーブルです。
ミラーはテーブルに乗せている状態ですので、自由に移動させられます。
両サイドの引き出しは、化粧品のボトルが入る程の高さがあるので、使い勝手がよいです。
ニーホールも空いておりますので、椅子やスツールを置く際にも便利ですね☆
  
違うデザインのドレッサーも御座います。
こちらでチェックしてみてください。


お次は、ケーキスタンドです。

№4112 フォールディング ケーキスタンド 1910年代

折りたたみのできるケーキスタンドです。
使用しないときは、コンパクトになるのでとても便利ですね。
片手で簡単に持てる重さなので移動もサッとでき、女性にもうれしいです。
ケーキやお菓子を並べるのももちろんですが、植物を飾ったりディスプレイとしてもオススメです。


まだまだご紹介したい家具や照明がございますが、本日はここまで。
また次回お会いしましょう!!!!!

2014年6月14日土曜日

2014 FIFAワールドカップ開幕!

みなさまこんにちは、いかがおすごしでしょうか。
東京は快晴!ですが突然の雷雨の可能性も、、本日も油断なりません。


先日ついにFIFAワールドカップ ブラジル大会が開幕しましたね☆
ブラジルとの時差は実に‐12時間!
試合のスケジュールは深夜と早朝が多いですが
すでに寝不足の方も多いのではないでしょうか。


日本の初戦(対コートジボワール)は明日日曜の10時
キックオフとなんとも嬉しい時間帯です!
重要な初戦!がんばれ日本!!!

ということで、本日はご自宅での試合観戦にオススメの
アームチェアやソファをピックアップしてご紹介します!

№3932 キャプテンチェア(1880年代 英国)

№3596 ロッキングチェア(1920年代 英国)

№3887 ウイングソファ(1930年代 英国)

№3505 カウチソファ(1920年代 英国)

お気に入りの椅子に腰掛けワールドカップに手に汗握る、
こんな幸せなことないですね!カウチソファは寝てしまいそうですが。
4年に一度のお祭りです、フィナーレまで存分に楽しみましょう!


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次回入荷予定商品もホームページにアップしております。
随時更新しておりますのでチェックしてみてください。
お探しのアンティーク家具のリクエストもお待ちしております。
次回入荷予定商品はこちら
↓↓↓
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2014年6月10日火曜日

ドーム兄弟 フレンチアンティークのガラス工芸家たち

みなさま、こんにちは!
梅雨に入り、あいにくのお天気が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
通り雨のように急にお天気が崩れたりと、、
洗濯物が外に干せず、困った季節ですね。
外出が少なくなる季節は、お部屋を少し変えてみてはいかがですか?
お気に入りのものに囲まれての生活は、なんだかワクワクしますよ!!

さてっ!本日のご紹介は、先日から引き続きランプのご紹介です。


ドーム兄弟 Daum Freres

兄 オーギュスト Auguste Daum (1853-1909)
弟 アントナン  Antonin Daum (1864-1930)

19世紀~20世紀のフランスのガラス工芸家です。
フランス、ロレーヌ地方のビッチの出身で普仏戦争終了後の1872年、ドーム家はプロイセンの占領を避けてナンシーへ移住しました。
兄弟の父、ジャン・ドーム(1825-1885)は出資したガラス工場の経営者となり
オーギュストは1878年頃から、アントナンは1887年から、 それぞれ父の仕事を手伝っています。
1889年のパリ万国博覧会に、ドーム工房はテーブルウェアなどを出品しました。
その後数々の博覧会へ出品し
さらに、1900年のパリ万国博覧会でも大賞を取り、
この年アントナンにもレジオン・ドヌール勲章が授与されました。
1901年にエコール・ド・ナンシー(ナンシー派)が結成されると、
アントナンは副会長に推されています。
1914年には第一次世界大戦の影響で操業を停止したが、1919年に再開しました。
初期の作品にはエナメル彩色による絵付けが多く、
1910年前後から色ガラスの粉をまぶしつける技法「ヴィトリフィカシオン」を多用し、
色彩が複雑に混ざり合う重厚な色調の作品が多く製造されました。
また工芸デザイナーのルイ・マジョレル(1859-1926)にデザインを依頼した
金具を装着したガラス作品もあります。

ドーム兄弟に特徴的な技法としては
※1アンテルカレール、※2ヴィトリフィカシオンなどがあります。
※1 アンテルカレール:ガラス素地に絵模様を描いて、
さらにガラスをかぶせる技術で模様に奥行きが出ます。
    この技法はドーム兄弟が1899年に特許を取得しました。
※2 ヴィトリフィカシオン:粉末状にした色ガラスをまぶして再加熱し、素地になじませるもので、ガラスの肌に多くの色を発色させることができます。

№0332 天吊灯 アールデコ


№0328 天吊灯 アールデコ


№0289 天吊灯 アールヌーボー

  
№ 0348 天吊灯 アールヌーボー


№0312 テーブルランプ アールヌーボー


№0286 ウォールランプ アールヌーボー


色のグラデーションや滑らかに膨らんだガラスの曲線が素晴らしいですね。
ドーム兄弟のランプのご紹介でした。

少しずつランプについてご紹介してきましたが、いかがでしょうか。
これはあの工芸家の作品かな?なんて考えながら見てみるのも楽しいですよ。
是非ご覧になってみてください!


2014年6月3日火曜日

サビノ フレンチアンティークのガラス工芸家たち

みなさま、こんにちは!!
暑さが厳しくなって参りましたが、いかがお過ごしでしょうか?
もうすぐ梅雨に入るそうですね。湿気が多い季節ですが、
ジメジメに負けず頑張っていきましょう!

さて、本日のご紹介はこちらです。

マリウス・エルンスト・サビノ Marius Ernest Sabino 1878-1961

イタリア・シシリー生まれ。
4歳のときに一家でシシリーからパリに移住。
彫刻家であった父の勧めでパリ工芸学校、続いて美術学校で学んだ後、
普及し始めた電気の光に魅せられ、照明器具の制作を始めます。

  第1次世界大戦後の1914年に、ロミーリ・シュル・アンデル・ガラス工場と契約して仕事を始めたが、まもなく自分の工房を開設し 、自分の作品制作を行いました。
サビノは、金型を使った型吹き、または押し型成形によって彫塑的な作品を作ったが、
その範囲は、建築インテリア分野から、花器、日常食器、小オーナメントにまで及んでいます。
主として、無色、オパルセント、淡色のガラスを使用していて、
ルネ・ラリックの作風と共通している部分もあり、混同されることもあります。
工房は、第2次世界大戦中は閉鎖されていたが、その大戦が終結した1945年から再開されて、1961年彼が死去するまで続きました。
彼の死後その金型類はアメリカに売却されて、現在レプリカがアメリカで生産されています。
 
サインの「Sabino Paris」は戦前のみ、
「Sabino France」は戦前もありますが圧倒的に戦後に生産されたものが多いです。
ガラスの色は戦前のは乳白の透明度が高く、戦後は白っぽいです。


№0361 天吊灯5灯式 アールデコ

№0335 松笠文テーブルランプ アールデコ

№0320 テーブルランプ アールデコ

№9667 ウォールランプ アールデコ

幾何学模様がとても綺麗で印象的ですね。
ランプは灯りがついている時ついいていない時と、表情も変わりますので、
店頭で実際に見てみてください。
次回は、ドームランプのご紹介をしたいと思います!!