2017年12月28日木曜日

年末年始休業のお知らせ

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■年末年始休業のお知らせ■
2017/12/29(金)~2018/1/3(水)まで冬期休暇とさせていただきます。
2018/1/4(木)から通常営業いたします。
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みなさまこんにちは、2017年も残すところあと3日となりました。いかがお過ごしでしょうか。
westwood antiques の年内の営業は本日までとなります。上記のとおり冬季休業をいただき2018年は1月4日からの営業となります。
今年もたくさんのご愛顧をいただき誠にありがとうございました。

セールもおかげさまで大盛況に終えることができました。1月にお届けのお客様、お届けまでもうしばらくお待ちくださいませ。
来年早々にコンテナが入荷いたします、こちらもおたのしみに!

ではみなさまよいお年をお迎えください。
来年もwestwood antiques をよろしくお願い申し上げます。

2017年12月15日金曜日

westwood antiques SALE開催します!

みなさまこんばんは。
寒い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。

お得意様にはDMでご案内しておりますが、明日12/16(土)から12/24(日)までセールを開催いたします!
ウエストウッドはおかげさまで創業10周年を迎え、日頃のご愛顧に感謝を込めまして例年よりも更にお求めやすい価格でご用意しております!この機会に是非ご利用くださいませ。


先日のヨーロッパ買付けの新入荷商品も店頭でご覧いただけます。
コンテナ便での大量入荷は来年2018年1月中旬頃を予定しております。今回の買付けは家具・照明共にとてもいいものが見つかりました、ホームページにアップしておりますので是非ともご覧ください。

新入荷商品はこちら→http://www.westwood-jp.com/ctg/newarrival.html

1月入荷予定商品はこちら→http://www.westwood-jp.com/ctg/coming.html

さあ2017年も残り2週間です、素敵なアンティークを一人でも多くご紹介できるよう全力で走り切りますのでよろしくお願いいたします。
ご来店・お問合せスタッフ一同心よりお待ちしております。


2017年11月26日日曜日

ラリックの天吊灯を入荷します

みなさまこんばんは、いかがお過ごしでしょうか。
今夜は比較的暖かいですが、乾燥が気になる季節になりましたね。アンティーク家具も永く付き合っていくために湿度は気にかけていただきたいです。といっても過剰に気にすることはなく、過ごしやすいようお部屋の湿度を一定にしていただければいいです。ウイルスの繁殖を抑え風邪の予防にもなりますし一石二鳥ですね。

さて本日は新入荷情報です。
現在ヨーロッパ買付け真っ最中ですが、来年1月の大量入荷に先駆けてラリックの天吊灯2点を入荷いたします。店頭には数日中に展示する予定ですので、希少なラリック天吊灯をお探しのお客様、是非足をお運びください。クラシックなインテリアにはもちろんですが、現代のモダンなインテリアとの相性も良く大変おすすめです。

№0408 ルネ・ラリック“COQUILLES”
№0409 ルネ・ラリック“CHARMS”


まだ画像が1枚しかありませんが店に届きましたら詳細をアップいたしますので楽しみにしていてください。1月の入荷にもラリックのランプがございます、この1点1点がとっても希少なんです。アンティークは限りあるもの、特にアールデコはフランスでも再評価され人気があるため年々入手困難になっております。
この機会にいかがでしょうか。


2017年11月20日月曜日

お知らせ

みなさまこんにちは。
今日はあいにくの曇り空、気温もグッと冷え込みいよいよ冬物のコートの出番ですね。
風邪などひかれぬようお気をつけください。

ヨーロッパ買付けは順調に進んでおります。
買付けた商品をトップページに載せましたので是非チェックしてみてください。ランプは今回特にいいものが見つかっております。家具や雑貨も随時アップしていきますのでお楽しみに!


入荷は来年1月を予定しております。
リクエストも受け付けておりますのでお気軽にお問合せください!

2017年11月5日日曜日

小振りなショーケース

みなさまこんにちは、3連休の最終日いかがお過ごしでしょうか。
3日ともに天気も良く過ごしやすいですね、家具や巡り・骨董巡りの際は是非当店にも遊びに来てくださいね。

本日は小振りなショーケースのご紹介です。
みなさまは大切なコレクションをどのように飾られていますか?
コレクションの中には表側だけでなく側面や裏側、そして底面にポイントがあるものも少なくないと思います。このようなタイプのショーケースは多角的に見ることができてとっておきのコレクションを飾るのにちょうどいいですね、店舗什器にはもちろんご家庭用にも無理のないサイズ感で使い勝手の良いアイテムです。

№4408ジュエリーキャビネット
上から見るのにちょうどいいサイズです



№4404スモールショーケース
四方ガラスです

№4264卓上ショーケース
ガラスの棚板が2枚付きます

コレクションケースとして主張しすぎず、かつ大切なものを飾るにふさわしいモノというとなかなか難しい選択になるかと思います。小振りなアンティークショーケースは買付けをしていてもありそうで見つからないアイテムのひとつですのでお探しの方は検討してみてはいかがでしょうか。

2017年10月29日日曜日

英国伝統のソファ チェスターフィールド

みなさまこんにちは、いかがお過ごしでしょうか。
台風の影響で東京は昨夜から雨、今後も警戒が必要です。10月は天候に恵まれませんね、カラッとした秋晴れのもと薄手のコートを羽織ってショッピング、、したいです。

さて本日は英国伝統のチェスターフィールドソファをご紹介します。
英国アンティークのレザーソファの定番ですのでみなさま一度は見たことがあると思います。定義としては、総革張りで鋲飾りがされた、アームから背もたれが同じ高さの、スクロールしたアームをもったボタン留めのソファになります。

№4425 チェスターフィールド 3人掛

チェスターフィールドという名の由来は諸説あり定まっておりませんが、そのひとつにフィリップ・チェスターフィールド伯爵が“考案した”とか“愛用した”という説があります。
不朽の名著と呼ばれる『我が息子よ、君はどう生きるか』の著者でもあるフィリップ・チェスターフィールド伯爵は「英国紳士のシンボル」とも呼ばれています。


風格溢れる独特の存在感をもったチェスターフィールドですが、背もたれが低いので重厚なわりに圧迫感がなく、意外とどんなスタイルにも合わせやすいのも特徴です。シンプルなお部屋に鎮座させるとお部屋の雰囲気をグッと引き立てますよ。

他にも2人掛けやシングルも在庫にございます。ぜひチェックしてみてください。
店頭には3人掛けを展示中です!
ソファ一覧 http://www.westwood-jp.com/ctg/f_sofa.html


2017年10月24日火曜日

WESTWOODの仕上げについて

みなさまこんばんは
台風が過ぎやっと青空を眺めることができましたね。ショーウインドウを磨いてすっきりしました。今日台風22号が発生したようですが、今週末こそは晴れてくれることを願います。
是非お店の方にも遊びに来てくださいね。


さて本日はウエストウッドの家具の仕上げのお話です。
過去にアンティークの古艶(パティナ)についてお話ししましたが、そのパティナを活かすためウエストウッドでは磨きこみを仕上げとしております。

過去ブログ「古艶(パティナ)について」

アンティーク家具の魅力はカタチ、素材、歴史背景、希少性と様々ですが、現代に至るまでについたキズ跡やシミなども現代の新品家具にはない重要な要素のひとつと言えます。
上から塗料を塗ってキズを覆いつやを出すのは簡単ですが、それでは“アンティークらしさ”が半減してしまうと考えています。
※家具の状態やお客様のご意向によっては再塗装もおこなっております。

磨きこむといってもただ擦るだけではありません。表面の汚れとホコリを落とす作業から始まり、小さなキズを目立たなくするように色入れをおこない、、2~3工程を経てビーズワックスで仕上げます。
このようにくすんでしまった家具も大概はこのくらいまで本来の艶を戻すことができます。
※個体差があります。
Before

After
木目が浮かびあがり自然な艶が戻りました。こちらはニスなどの上塗りは一切しておりません。時間と手間はかかりますがウエストウッドではこのような仕上げをすべての家具におこなっています。約100年という年月を経て日本に来た家具を、次のオーナー様に安心して使っていただけるようひとつひとつ丁寧に作業をおこなっています。

店内には磨きこまれためずらしいアンティークの品々が所狭しと展示しておりますのでお近くの際はぜひ足をお運びください。

修理修復、メンテナンスも承っております。お気軽にお問い合わせください。

2017年10月22日日曜日

サテンウッドの家具をアップしました

みなさまこんばんは。
大型の台風が接近しており全国的に雨模様です。大荒れの地域もあるかと思いますがお気をつけください。関東はずっと雨が続いております、そろそろ青空が恋しいです。

さて本日は新入荷アイテムを2点ホームページにアップしております。
2点とも希少材のサテンウッドで作られていて木目がきらきらと輝いていて本当に美しいので是非実物を見にいらしてください。写真ではうまく表現できないんです。。

新入荷商品はこちらからチェックしてみてください。↓
http://www.westwood-jp.com/ctg/newarrival.html

新入荷商品を見ていくとサテンウッドの家具が他にもあることにお気付きになるかと思います。実はこちらの家具たちは同じ工房でつくられたもののようで、彫刻が大変精巧で職人の腕の良さがひしひしと伝わる快作です。現在メンテナンス中のソファとアームチェアもこれらと同じになります。
このシリーズが修復を終えて揃いましたら改めて紹介させていただこうと考えています。
楽しみにしていてください。

№9888 ライティングデスク


2017年10月17日火曜日

ヨーロッパ買付けスタートしております

みなさまこんばんは。
雨の日が続いておりますがいかがお過ごしでしょうか。ここ1週間でグッと気温も下がりましたね、風邪などひかぬようお気を付けください。

ホームページをチェックしてくださっている方はお気付きかもしれませんが、ヨーロッパ買付けがスタートしております!ご案内が送れてしまい申し訳ございませんでした。。
買い付けたアイテムはホームページのComing Soonに随時アップしていきますので楽しみにお待ちください。
http://www.westwood-jp.com/ctg/coming.html

これまでに、ドームとマジョレル合作の天吊灯や特大のリフェクトリーテーブル、ヴィクトリアンカンタベリーなど、定番のみならずなかなかお目にかかれないめずらしいものも順調に買い付けています。


入荷は来年2月頃を予定しておりますので、これからじっくり時間をかけて吟味していきます。もし「こんなものをずっと探しているがみつからない」「この写真と同じものが手に入るか」というお客様がいらっしゃいましたら是非この機会にご相談ください。
現地で見つけることができるかもしれません!
イメージ画像やサイズ・ご予算などお気軽に当店スタッフまでお問合せくださいませ。


入荷は一大イベントですのでスタッフ一同全力でがんばっています!
お店の方にもぜひ足をお運びください。

2017年10月9日月曜日

家具のメンテナンスと愛情の注ぎ方

みなさんこんにちは。
今回は、冬期の乾燥についてお話しします。
台風も落ち着き、徐々に乾燥しだしてきました。
セーターなど着こむと静電気に悩まされますよね。
これらは乾燥による影響で、静電気や肌の乾燥など様々な問題点が出てきます。
これらに対策をするように、家具も対策が必要になってきます。
家具は今も昔も木材が主原料となっていますから、
木材は湿度の影響で伸びたり縮んだりします。
この現象を上手く利用したものがログハウスと言われていますが、
日本でははるか昔からこの現象を利用した建物があります。
奈良県にある校倉造の正倉院です。
外気の変化に木材が伸び縮みし、内部の湿度を一定に保ったとされています。
少し話がそれてしまいましたが、
この例にある様に木材は湿度に対してかなり敏感なのです。

現代では空調を使用することで、湿度や温度をコントロールすることができます。
ですが、日の光・紫外線があたったり、
人の手に触れられないと素材はどんどん劣化していきます。
人の油分が家具にもたらす影響は大きなもので、
長く使用するための重要なファクターと言えます。
ただ、人の手で触れられる箇所も限られますので、
ワックスなどを使用した定期メンテナンスが必要になります。
ワックスをかけることで、保湿と汚れの除去ができ、
表面は膜が張られた状態になるので、水滴や汚れに強くなります。
かと言って、ニス程塗膜としてしっかりしたものではないので、
定期的に塗り重ねながら愛情を注ぐためのきっかけにしていただければと思います。

アンティークの家具は、それまでずっと人の手によってその姿を保ち続けてきました。
これは職人の創作技術はもちろんですが、使い手の愛情の具現でもあります。
みなさまにも、大切な家具たちにたっぷりの愛情を注いでほしいと思います。

2017年10月8日日曜日

改造チェストの納品事例

みなさまこんばんは。
三連休いかがお過ごしでしょうか。
本日配送の帰り道に駒沢オリンピック公園を通りましたが、
何かイベントを行っていた様子で、大勢の人でにぎわいを見せていました。
特に明日の体育の日は例年晴れの日が多い日だとか。
絶好の運動日和になると思いますので、明日の休日を存分に楽しんでください。
さて今回は、先日改造で紹介したチェストの納品事例です。
こちらがお客様宅に設置した写真です。
リビングの壁がガラス張りになっており、とても開放感のあるお部屋でした。
廊下に置く家具や、壁にかける絵などが楽しめる素敵な作りで、
設置したチェストもしっくり来ていました。

引き出し内部の改造も喜んでいただけたので、
今回の納品も素敵な思い出になりました。
これからこの家具をどんな風に使用されていくのかが楽しみです。
私たちが見たこともないチェストの表情を見つけてくださる様に祈っています。

2017年10月5日木曜日

ヘップルホワイトのチェア

みなさまこんばんは。
夜になると、薄着では寒さに震えてしまうほどになりましたね。
こういった季節の変わり目は体調を崩しやすくなりますので、
異変を感じたらはやまに養生するようにしてくださいね。
秋はおいしい食べ物がいっぱいありますので、
夏に低下してしまった食欲をこの季節に取り返しましょう。

さて今回はヘップルホワイトのチェアをご紹介します。
今店には、アームチェア1脚とアームなし2脚があります。
№3774ヘップルホワイトアームチェア
http://www.westwood-jp.com/furniture/3773.html
№3773ヘップルホワイトチェア
これらは同型で、いずれも状態は良好です。
ヘップルホワイトチェアはシールドバック(盾形背板)が特徴で、
派手すぎないデザインが魅力的ですね。
脚はスペードレッグになっているので、すっきりとしたシルエットが実現し、
洗練された美を感じられます。

チェアのデザインは多彩で、デザイナーの力量はチェアを作らせればわかる
と言われるほど、デザインの集大成と言えるアイテムです。
アンティーク家具はデザインによってすみ分けることができます。
クイーンアンやチッペンデール、ヘップルホワイトもその一つです。
それぞれに特有の魅力があり、家具デザインの奥深さを感じられます。
みなさまはどんなデザインがお好きですか?

2017年10月3日火曜日

チェストの改造事例です

みなさまこんにちは。
今回はチェストの引出しを改造しましたので、こちらを紹介します。
№4243 チェスト
http://www.westwood-jp.com/furniture/4243.html
先日あるお客様が宝飾品を入れるチェストを探しに来店されました。
中でも、このチェストを大変気に入られ、
この引出し内部を宝飾品を入れるのに適した改造ができないかと相談を受けました。
10㎝四方の間仕切りで、ある程度の仕切り調整が可能なものをご希望されていました。
もちろん、当店の職人であれば、お客様のご希望通りの改造も可能です。
費用とのバランスを考えながら打つ合わせをしていき、
今回は雑貨屋さんなどで手に入る間仕切りを活用することで話がまとまりました。
 
ウエストウッドで行った改造としましては、
上部2段のフェルト張りと、中央間仕切りです。
この二つに分かれたスペースに既存の間仕切りをセットして使用していただきます。
今回の件で、重要であったのが、価格帯のバランスです。
間仕切りを作成するにも、このチェストに合った材の選定や、
フロントのアールに合わせた設計など、細かなところがネックになりました。
しかし、改造しきらないことが、かえって汎用性を広げ、
費用を抑えることを実現することができました。

ウエストウッドでは、お客様に合った改造の提案をしていきます。
アンティーク家具に手を入れるのはと、お考えの方も多いので、
ひとつの側面に囚われすぎない提案をしていくことを心がけております。
みなさまもこんな機能を付けたいなとお考えでしたら、
お気軽にご相談くださいませ。
ご納得のいく提案をさせていただきます。
そのためにお客様にベストな改造を提案する引出しを日々模索しております。

2017年9月26日火曜日

ノスタルジー世界へようこそ

みなさまこんにちは。
金木犀の香り立つ季節になりました。
昨年も金木犀のことを書きましたが、
毎年毎年この香りを嗅ぐたびに、秋を感じどこか切なさを覚えます。
秋はノスタルジックな気持ちにさせるのはなぜでしょう。
アンティークを取り扱っている店では独特の雰囲気、香りがあります。
それは木材のにおいか、はたまた、かび臭いにおいなのか。
いずれにしても、現代ものを取り扱うショップとは異なる雰囲気を味わえます。
上記したノスタルジックの様なものなのでしょうか。
アンティークは100年近くも昔のものなので、
私たちの時代には重ならないのですが、どこか懐かしく感じれますよね。
きっと、私たちの心が覚えているからなのでしょう。
命のバトンがその時その時を記憶して遺伝子に刻み込んでいるのではないでしょうか。
すこしロマンティックなことを言ってしまいましたね。
人は未来を見ながら進んでいきますが、
たまには立ち止まってこの様な感覚に浸るのも大切ですね。

2017年9月24日日曜日

オークのキャンドルスタンド

みなさまこんばんは。
最近テレビでは温泉を特集する番組が増えてきたように感じます。
木々の紅葉を見ながら露天風呂には入れたら幸せですよね。
関東には至る所に温泉の名所がありますが、
この秋はその中の数か所に行ってみたいものですね。

さて今回は、木製のキャンドルスタンドを紹介します。
№8267 ペアキャンドルスタンド
http://www.westwood-jp.com/furniture/8267.html
オーク材(ナラ材)で出来たペアのキャンドルスタンドで、
小さいアイテムながら、アンティークの雰囲気を演出するのに大いに役立ちます。
ツイストのかかったスタンドは、シルエットで見ても雰囲気満点です。
現代では、防火の関係上ろうそく立てはあまり使用する機会はないでしょう。
巷には炎の揺らめきを再現した照明など、安心安全なアイテムが数多くありますよね。

ですが、いかに演出したとしても本物の炎にしか出せない温かみがあります。
ずっと眺めていても飽きない炎の揺らめきは、
やはりろうそくから生み出されるものに限ると思います。

これからハロウィンのシーズンになりますので、
この様なキャンドルスタンドをお探しの方は必見です。

2017年9月18日月曜日

グリーンが映えるシャンデリア

みなさまこんにちは。
本日は台風一過で、とても暑い日になりました。
昨日との気温差が10度にもなっていたそうで、非常に暑い一日でしたが、
三連休の最終日としては良い日和になったのではないでしょうか。
また、今週は土曜日も祝日となりますので、
元気に一週間を過ごしてお休みを楽しんでください。

さて今回は、ミューラー作のシャンデリアです。
№9734 天吊灯4灯式
http://www.westwood-jp.com/lights/9734.html
鮮やかなグリーンのシャンデリアです。
暖色の多いアールヌーボーのガラスの中では、なかなかお目にかかれない配色ですね。
今までの季節は緑が生い茂り、目で頭で覚えている色ですが、
これから秋冬になると、店内でもこの様なグリーンやブルーの配色が際立ってきます。
普段は季節に合ったカラーのシャンデリアをご紹介していますが、
この季節の変わり目だからこそ映えるこのアイテムを紹介したくなりました。
なんとも優しい色合いで、グリーンとオレンジを見ていると花畑に咲き誇る
花々を見ているような感覚になります。
当店の取り扱う照明は基本的に銘が入っており、
こちらのシャンデリアにも当然ミューラーのサインがあります。
ミューラーの作品を数多く取り揃えておりますが、
どれもマーブルのように、ガラスに溶け込んだ色合いが流れのまま、
自然体のままに彩り、くせのない馴染みやすい配色を実現していますね。

日が落ちるのが早くなり、店内のランプたちの存在感があらわになる季節。
それぞれが個性と独創性を放ちながら、
みなさまに見ていただくのを待ち望んでいるようです。
幻想的な光の世界をのぞきに来てみませんか?

2017年9月17日日曜日

ルビーレッドが映えるチェアです

みなさまこんにちはなんとなく、秋の気配が漂う季節になりました。
いつの間にか夏の終わりに鳴くひぐらしも聴かなくなってきましたね。
日中には感じられない、秋の匂いも夜になると香ってきます。
今年も残すところ後3ヶ月と少し。
良い一年として終われるように過ごしたいですね。
№9885 チェア
http://www.westwood-jp.com/furniture/9885.html
さて、今回はマホガニーのチェアを紹介します。
2脚揃いのこのチェアは、まず鮮やかな生地に目がいきます。
光沢のある生地の表面にはアラベスクの刺繍が施され、気品と愛嬌を備えています。
背もたれに空間を作ることで、主張し過ぎないのがポイントですね。
とは言え、チェアの作りも目を見張るものがあります。
たいていのものは、背もたれに空間が空きすぎると、
背中が空間に入り込み座り心地が悪くなってしまいます。
デザインに幅をもたせることは出来ますが、
機能美とのバランスをとるのはなかなか難しいことなのです。
このチェアは上手く非常にバランスが良く、
見て良し、座って良しのワンランク上のアイテムと言えます。


みなさまが、マホガニーのチェアをお探しであるなら、
1番にご案内したいアイテムです。難しい点を上げるとすれば、
カントリーの雰囲気には合わせ難いことでしょうか。
いかに良いアイテムであっても、完成イメージと離れたものは提案しません。
みなさまのベストショッピングが出来るように提案していきますので、
探しのものがありましたら、お気軽にお問い合わせください。
ウエストウッドはみなさまひとりひとりのアンティークライフを応援しています。

2017年9月4日月曜日

紅茶教室をされているお得意様宅へ納品に行ってきました

みなさまこんにちは。
最近は本当に肌寒い日が続きますね。
昼と夜とでは温度差が大きく、防寒着が必要なほどです。
エアコンをはじめ、空調を使用しなくても過ごしやすくなっていますが、
外出時や就寝時には体を冷やさないような対策をしっかりしていきましょう。

さて今回は、納品事例をご案内します。
納品事例と言ってもメインになるのは、お得意様のご自宅のセンスの良さです。
まずはアイテムですが、数年前に当店で購入された
キャビネットの修復依頼を受けました。
丁寧に使っていただいていたアイテムですが、経年により木材にダメージが蓄積し、
メンテナンスが必要になっていました。
さすがはアンティークにこだわりを持たれる方でしたので、
気づいた時点で連絡を下さり、完全修復が出来ました。

納品の際に、アンティークで揃えているお部屋を見せていただきました。
実はこのお得意様は、雑誌でも取り上げられる程の
アンティークに精通された方で、ご自宅で紅茶の教室をされています。
この画像を見れば“あの方だ”とお気づきになる方もいらっしゃると思います。
壁紙などのお部屋全体の雰囲気から、厳選された家具・調度品は
ショップ店員の私から見ても目を見張るものばかりでした。
納品の後はこの素敵な空間の中で、教室でも出されている美味しい紅茶を頂きながら、
アンティークと紅茶のお話をしながら有意義な時間を過ごしました。
美味しい紅茶と素敵な時間を頂きありがとうございました。
またお客様とこの様な時間を過ごせればと思います。
アンティークに関することでお困りのことがありましたら、お気軽にご相談ください。

2017年8月29日火曜日

美意識を揺さぶられるルネ・ラリックのシャンデリア

この様な時期には、みなが安全に過ごせるように
よりいっそう交通ルールとマナーを守っていきましょう。

では、今回もルネ・ラリックアイテムで1灯式のシャンデリアを紹介します。

№0392 ルネ・ラリック 天吊灯 “LIERRE”
http://www.westwood-jp.com/lights/0392.html
【René Lalique】ルネ・ラリック 1860-1945
アールヌーボー・アールデコ両時代に渡って活躍した工芸家。 
前半生は宝飾デザイナーとして活躍し、その後ガラス工芸の道に専念しました。

このアイテムを初めて見たときに感じた感想は、
"花柄の洋服を着こなすエレガントな女性”でした。
まったくもって個人的な感想になってしまいますが、
そう思ってしまうくらいに、美しく飾りけなく、私の美意識が揺さぶられました。

このシャンデリアの一番の特徴は何と言っても、この“LIERRE”(リエール)でしょうか。
リエールとはフランス語でアイビーを意味します。
このリエールは決して複雑なものではなく、単調でシンメトリーに施されています。
被せガラスのような写実的な表現でも、繊細な表現といったわけでもありません。
ですが、この何気ない装飾が全体の雰囲気を決定づけ、心をつかんで離しません。
美学という学問がありますが、学問である以上理論がそこにはあります。
その理論に照らし合わせ美の判断をしていくわけですが、
やはり、言葉では表現しえないことはありますね。
今まで多くのブログを書いてきましたが、このアイテムほどみなさまに伝えたいのに
言葉が見つからないものはありませんでした。
この気持ちをみなさまと共有できるのは、実物を見ていただけた方だけかもしれません。

今までは、巨匠ラリック独自の色、宝飾で培った表現法を、
ただただ素晴らしいものとして認識してきました。
もちろんその感性も正しいと感じています。
ですが、このアイテムを見て、頭で考えるのではなく、
心で感じる感性を思い出させてくれました。
みなさまとこのアイテムを眺めるときには、
セールストークではなく素直な気持ちで話し合いたいと思っています。