2017年1月30日月曜日

いよいよ明日大量入荷致します

みなさまこんばんは、いかがおすごしでしょうか。

いよいよ明日はイギリスからのコンテナが届きます!今回は68品目95点の入荷となります。
吟味を重ねて大事に買い付けたアイテムたちです、きっと気に入っていただけるものがあるでしょう。そう信じております。

明日は早朝より入荷作業をしております、バタバタしておりますがいち早く新入荷商品をご覧になりたいお客様、是非ともご来店くださいませ!
1点物のアンティークは逃してしまうと同じものを見つけるのは大変困難です、商品を見てビビッときたときはお近くのスタッフまでお声掛けください。詳しくご説明させていただきます。

ホームページも随時更新致しますのでお楽しみに!
お問合せもお気軽にどうぞ!




2017年1月24日火曜日

シャンデリアの梱包

みなさまこんばんは。
今回は、梱包についてお話させていただきます。
№0276シャンデリア ウォールランプ
こちら買い手の決まりましたウォールランプです。
全面にクリスタルが装飾され、見ているだけでうっとりしてしまうアイテムです。
特に、ティアドロップのクリスタルは光が中で反射し、七色の輝きを放ちます。
まだガラス製造技術が貴重であった時代では、
その技術を他国へ出さないためにしガラス職人を島などに隔離し、
そこから抜け出そうものなら厳しい罰をもけること技術漏洩を防いでいたそうです。
なるほど、この様に輝くクリスタルを見れば、宝石と見紛うわけですね。

職人の手で大切に作られたクリスタルひとつひとつを大切に扱い、
破損のない様に丁寧に梱包をしております。
接地面が多いキャンドルスタンドの下には個別に包んでいます。

家具ももちろんですが、特に天吊灯や壁灯は施工職人さんにお渡しすることが多いので、
どの様な人が取り扱っても大丈夫な様に仕上げてお渡ししています。
いかに工房の作品であれ、過ごしてきた時間が違うアイテムはそれぞれが唯一の存在です。
みなさまに安心して購入していただける様に、これからもしっかりと梱包しお届け致します。

2017年1月23日月曜日

アンティーク家具に使われる木材について

本日はアンティーク家具に使われる木材のお話です。

アンティーク家具に使われる木材はさまざまあり、その色味や表情などからアンティーク家具を選ばれる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。木材の特徴を知ることでより深いアンティーク家具の世界を感じていただけたら幸いです。

英国の著名な家具史研究家パーシー・マッコイドは、家具の歴史を “家具に使われた木材” で時代区分しています。

【オークの時代 1400-1660年】
【ウォールナットの時代 1660-1720年】
【マホガニーの時代 1720-1770年】
【サテンウッドの時代1770-1830年】

このように区分し、19世紀中期以降は使用目的に応じてさまざまな木材を使うようになったとされています。この4種の中でサテンウッドの家具は特にめずらしく昨今では状態の良いアンティーク家具はなかなかお目にかかることが少なくなっています。(どれも希少品ですが)
この他にローズウッド、エルム、パイン、ユーウッドなど、象嵌に使われる材も含めるとまだたくさんあります。

話が逸れますが『世界三大銘木』はキューバン・マホガニーとヨーロピアン・ウォールナットとチークとされています。チークは英国アンティーク家具では見られませんが北欧家具や英国のビンテージ家具(G-PLANなど)によく使われていますね。

本日は時代区分されたアンティーク家具に使われる『四大銘木』をご紹介します。

オーク oak
木肌は中~粗めで堅牢な木質から細工に耐えるため、削りだしや挽き物、細かな彫刻が施されることが多いです。木目がはっきりしており虎斑木と呼ばれる縞状の杢目が価値が高いとされています。
経年で灰色がかった色に変化します。楢というと日本でもなじみの深い木材ですね。

№9859 ドローリーフテーブル
バルボスレッグ

№4204 ダイニングチェア
バーリーシュガーツイストレッグ


ウォールナット walnut
クルミ科の落葉広葉樹、薄茶褐色の木肌で水面に墨を垂らしたような木目が美しいです。硬くて強度がある上に加工しやすいといった特徴から、家具用木材として使われることが多いです。
主にべニアリング(コブなどの木目の美しい部分を薄くスライスし表面に貼る技法、化粧突板)や象嵌の材料として使われることが多く、ウォールナットの無垢材でつくられたアンティーク家具はとてもめずらしいです。

№3542 ミラーバックサイドボード
深みのある美しい木目

№4350 カーブドチェア
経年変化した色艶が大変美しいです



マホガニー mahogany
中南米原産のセンダン科の広葉樹、赤褐色の美しい光沢のある木肌が特徴です。
導管が大きくやわらかいため加工がしやすく、リボン杢と呼ばれる立体的な杢目から高級家具や楽器に用いられることが多いです、経年により金褐色に深みを増す色合いが多くのアンティークファンに愛されています。
現在はワシントン条約の附属書Ⅱに登録されており、丸太や製材品の輸入は規制されています。

№4319 ミラーバックサイドボード
希少な無垢材を贅沢に削り出しています

№4119 オケーショナルテーブル
深く立体的な杢目



サテンウッド satinwood
アヤンやモビンギーとも呼ばれるマメ科の樹木で、木肌は緻密で光沢があり木理は交錯しています。
磨くと艶やかな光沢と透明感のある金褐色が美しい希少材です。サテン生地のような美しさからこの名前がついたとされています。育つと樹高40メートル、直径80センチと巨木に成長するため木造船などにも使われました、加工性はやや難しく、家具には象嵌の材料や突板として用いられることが多いです。

№4452 サーペンタインキャビネット
※次回入荷商品
大変希少なサテンウッドのキャビネット
次回入荷イチオシのアイテムです

金褐色の木肌が花の絵を惹き立てます
入荷後に磨くのがたのしみです


ホームページに載せている在庫商品はサイズはもちろん材質・年代等わかるものは詳しく記載しています。家具のつくられた年代や木材の時代背景を思い浮かべると、現代まで大事にされここにあるとこに驚きと感謝の気持ちが湧いてきます。
100年もの時を経たアンティーク家具、これから人生のお供にいかがでしょうか。



他の木材についてもご紹介していきます。



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2017年1月22日日曜日

折り畳み式で便利なテーブルです

みなさまこんばんは。
今回は収納性に優れたフォールディングテーブルをご紹介致します。

№3933 フォールディングテーブル
http://www.westwood-jp.com/furniture/3933.html
一見普通のサイドテーブルに見えますが脚部が可変し、
薄く折りたたむことができる優れものです。
持ち運びや、補助テーブル等に最適なアイテムと言えます。
現代では軽くて強いアルミ等の折り畳みの椅子やテーブルを目にしますが、
昔のイギリス人もこの様な便利なアイテムを考案していたのですね。
どんな時にも優雅にお茶を楽しめる様に紳士淑女の嗜みとして活用されていたのでしょう。
利便性だけを取れば現代の物の方が圧倒的に使い勝手が良く、手に入れやすいと思います。
ですが、ここでご紹介したいのは、アンティークのアイテムだからこその趣があるという点です。
丁寧に使い込まれたこのテーブルの持つ質感は何年待てば手に入るでしょうか。
下地の塗装も縁を濃く中央を薄く仕上げることで、色の濃淡が楽しめます。
蜜蝋のワックスで手入れをするごとにニスの光沢がよみがえる木材の家具ならではの楽しみ方ですね。
脚部にはツイストが施されており、可動するためデザインをシンプルに簡略化されながらも、
英国家具の伝統的な装飾が楽しめます。

2017年1月17日火曜日

再塗装への決断

みなさまこんばんは。
先週末は東京もかなり冷え込みましたね。
日中は雲がかかり日が差さず、夜には雲が晴れて綺麗な夜空が見える程でした。
夜に雲がかかっているかどうかで温度が変わりますが、
これは日差しで地面が暖められた熱が、雲があれば保温し、
雲がなければ「放射冷却」と言われる熱を発散してしまう現象だそうです。
綺麗な夜空が見える時に特に冷え込むなんて、なんとも痛し痒しな現象ですね。
ウォールナットのコーヒーテーブルでイギリス家具の特徴を残しつつも、
フランス家具にも合わせやすい色合いと曲線が魅力です。
このコーヒーテーブルの天板は突板になっており、
経年とともに天板の縁部分が浮いてきてました。
天板には経年による味わいがありましたが、
浮いている部分にものが引っ掛かり破損してしまうにはあまりにも惜しいアイテムでしたので、
再塗装をし突板の浮きを修復しています。
再塗装は見事に仕上がり、以前と変わりなくウォールナットの自然の杢目を楽しむことができます。
また、天板だけの再塗装ですので、全体に刻まれた歳月は残すことができています。

使用するための修復はもちろんですが、そのアイテムが過ごしてきた歴史を大切にしたいと考えています。
特にテーブルやチェア等の日常で使用する回数が多いアイテムには使用者の癖が見て取れます。
シミやキズが一定の箇所に集まっていれば、几帳面な人が使用していたからかもしれません。
逆に、まんべんなく跡があるようなら、おおらかな性格の人が使用していたのかもしれませんね。
経年は使用者の生活を支えてきた家具の勲章だと思います。
今回は破損を予防するための塗装でしたが、これからも簡単に塗装を決断してしまうのではなく、
そのアイテムの勲章を惜しみながら家具を調整し、みなさまにお届けできるようにしていきます。

2017年1月10日火曜日

アールデコアームチェア

みなさまこんばんは。
昨日は成人の日でしたね。
通勤の行き帰りに、キリッと決まったスーツ姿の男性や、
オシャレに着飾った袴姿の女性を多く見掛けました。
久しぶりの友人に会える喜びや、自分磨きの成果を見てもらえるチャンスと、
それぞれ期待と若干の緊張を内に秘めたそんな表情でした。
私自身も今だからこそ感じますが、自分が成人することの喜びや期待もさることながら、
両親が20歳まで育ててくれたことを偉大な事だと感じています。
成人されたお子様がいるみなさまは、これからも変わらない愛情をお子さんに注いであげてください。

さて今回はアールデコのチェアを紹介致します。
№アールデコアームチェア
http://www.westwood-jp.com/furniture/9566.html
WESTWOODでは多くのチェアを取り扱っていますが、
アールデコのチェアはその中でも希少なアイテムです。
現代物であれば金属製のものは一般的ですがアンティーク家具に囲まれていると、
木製ではなくアイアンで出来ているのがなんとも新鮮味があります。
木製のチェアでは出せないシャープなシルエットに、
アイアンの匂いが伝わってくる様な質感がたまりませんね。
アイアンであるが故に、細身ながらも重厚感があり存在感が漂います。
座面やアームのクッションは美観を損ねない様にシックなグレーを起用し、
全体的な統一感を持たせています。

見方によっては多彩さに欠ける面もあるかとは思います。
アイアンには派手な生地や色を合わせ辛いからです。
ですが、この愚直な雰囲気がクールであると感じてしまったら、
木製に求めても得る事ができない唯一性を感じます。
なんともアールデコは奥が深く、好奇心を掻き立てますね。

2017年1月8日日曜日

コンテナ入荷の速報です

みなさま、あけましておめでとうございます。
新年の挨拶をするには遅くなってしまいましたが、
本年もWESTWOODを宜しくお願い致します。

さて今回は、今年初めてのブログにうってつけのコンテナ入荷のお知らせです。
多くのお客様からコンテナの入荷はいつになるのかとお問い合わせを頂いておりました。
当初の予定よりも若干時間がかかってしまいましたが、
その分期間ギリギリまで探したかいのあるアイテムが出揃いました。

今はイギリスから海路をとり着々と日本に近づいております。
到着は今月末を予定しておりますので、もうすぐみなさまにお披露目することができます。
ご好評いただいた12月のセールで品薄になったアイテムや、
定番のアイテム・探し回ってようやく見つけたアイテム等が一気に充実する大イベントです。

多くのお客様に新しいアイテムを見て頂いたいと思いますので、
興味のある方はどしどしお問い合わせくださいませ。

本年もWESTWOODは元気に営業してまいります。
みなさまのご来店・お問い合わせを心よりお待ちしております。


↓↓こちらのURLから新入荷するアイテムをご覧いただけます↓↓