2018年12月28日金曜日

年末年始の休業のお知らせ

年末年始休業のお知らせ
2018/12/29(土)~2019/1/6(日)まで
冬期休業とさせていただきます。
2019/1/7(月)から通常営業いたします。
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みなさまこんにちは、2018年も残すところあと3日となりました。
いかがお過ごしでしょうか。

WESTWOOD ANTIQUES の年内の営業は本日までとなります。

上記のとおり冬季休業をいただき、2019年は17日からの営業となります。


今年もたくさんのご愛顧をいただき誠にありがとうございました。

来年もどうぞよろしくお願い致します。

2018年12月22日土曜日

クリスタルガラスと云えば…バカラ<後編>

こんにちは。



昼間は日が当たると緩む寒さも、朝晩はさすがに冬本番を迎えたようです。
平成の今年も残すところあと少しとなりました。
師走の慌ただしさは毎年のことですが、体調には充分お気を付けくださいませ。





前回に引き続きまして、フランスの【クリスタルガラス】における有名なラグジュアリーブランドである…バカラ(Baccarat)のご紹介です。




そもそも【クリスタルガラス】とは、ガラスに透明度を与え、光の反射率や屈折率が高まるという「酸化鉛」を加え、そこに緻密なカットを施すことで七色に輝く…その様子がまるで”水晶”のように見えることから名付けられました。
バカラの製品にはこの「酸化鉛」がなんと30%も含まれているのです!
30%というこの比率が絶妙なのですね。



そしてさらに製造された6~7割しか消費者の手には入らないと言われる所以は、つまり
その品質基準の高さゆえ、およそ3割は破棄されてしまうからなんです。




今回はワイングラス以外のモノをご紹介させていただきましょう。




先ずはこちら、バカラのピッチャーです。

No.8168 オールドバカラピッチャー「NANCY」
http://www.westwood-jp.com/etc/8168.html



バカラの名前由来のバカラ村がある、フランス北東部ロレーヌ地方都市、
”ナンシー”(NANCY)の名前を冠したモデル。




1936年以前の製品とは思えないほど補修もなく、縦横のシンプルで直線的なデザインが
とても素敵ですね。容量はおよそ1リットルくらいの使いやすいサイズです。









それから同じくナンシーのシリーズでこんな小さめのタンブラー6個セットもあります。
ピッチャーとお揃いでお買い求め頂くのがオススメですよ…♪
No.8133 オールドバカラタンブラー「NANCY」

こんな素敵な”カラフェ”などもいかがでしょう?


No.8169 バカラ カラフェ


ガラスのカットが美しくて、とてもスタイリッシュなカラフェですよ。




 






”カラフェ”とはフランス語。日本語で言えば水差し、英語でピッチャーと同じ役目で
ワインに限らず、牛乳やジュースなども入れたりします。
ボジョレーヌーボーのような出来立ての若いワインなら、カラフェで空気に触れさせて
味わいや香りの変化を楽しんだりするのもいいですよね。



因みに”デキャンタ”とは…年代物のワイン、主に重厚な味わいの上質な赤ワインなどのボトル底に溜まった沈殿物を取るために移し替える、デカンタシオン/デキャンタージュする入れ物のことを指すんですね。。






さあ、ウエストウッドは只今【ウインターセール】の真っ最中!!!
ご紹介したバカラ製品は勿論のこと、店内にある他のガラス製品も家具やランプもすべて25日(火)まで、大変お買い得価格になっております。
どうぞこのチャンスを逃されませんように・・・。


スタッフ一同、心よりご来店をお待ちしております。



by K

2018年12月14日金曜日

セールのご案内

来る12/15(土)~12/25(火)までの期間ウインターセールを開催いたします。


全品販売価格より10~70%offにてご提供いたします。

この機会に是非一度ご来店くださいませ。

スタッフ一同心よりお待ちしております。




2018年12月13日木曜日

クリスタルガラスと云えば…バカラ<前編>

こんばんは。

この時期になりますとあちこちの駅前広場や商店街の通り沿い、一軒家のお宅でも
様々なクリスマスのイルミネーションがキラキラ輝いていますね。
とある場所の木の枝に沿って這わせたイルミネーションなどはこれから冷えた冬の夜空に
キリリと映えるであろう、美しい”クリスタル”のガラスをイメージさせるようなシルバーホワイト色…。

そう、【クリスタルガラス】と云えば…バカラ(Baccarat)でしょう!

言わずと知れたフランスのクリスタルガラスにおける有名なラグジュアリーブランド。
フランス国王ルイ15世によりロレーヌ地方のバカラ村にガラス工場が設立されたことから
端を発して現在に至ります。
長い歴史に裏打ちされた高度な技術、絶妙な酸化鉛の含有率、品質基準の厳しさなどが揃うことで、より美しく価値あるバカラの【クリスタルガラス】が生み出されてきました。
だからこその世界のあらゆる王室御用達、日本の皇室にも重宝される所以ですね。

さてここウエストウッドのキャビネットやショーケースの中にも
実はバカラのガラス製品が商品として沢山ございます。
代表的なものをいくつかご紹介させていただきますね。


先ずは基本的なところでワイングラスを・・・。
星や宝石のモチーフで緻密なカットが素晴らしいオーソドックスなタイプです。
4種類それぞれ2~6個の在庫ありです。
詳しくはお問い合わせ下さい。

No.8177 オールド バカラグラス「LAGNY」























次にこれはイギリス・ロンドンのピカデリーサーカス広場が名前の由来です。
大・小サイズそれぞれ1~2個在庫あります。
早めにお問い合わせを!

No.8154オールド バカラワイングラス「PICCADILLY」






















それからこれはスペイン北部の都市「ブルゴス」にあるカトリック教会の大聖堂が
名前の由来になります。
ゴシック様式を思わせるようなシャープなカットが魅力的。
ワンサイズで在庫は5個ぐらいです。

No.8153 オールドバカラワイングラス「BURGOS」


いずれのワイングラスもカットが鋭角な感じで、吞み口の良い薄目のガラスの厚さ。
ガラス独独の重みも感じられ、液体が入ると実にまろやかな印象になるのですから
不思議です。これぞまさしく”職人の技”なのでしょう。。。

お酒を飲む機会も何かと多くなるでしょうが、ここぞという大切なときにはやはり
とっておきの【クリスタルガラス】のグラスでシャンパンなんぞ楽しめたら素敵です。
さあ、バカラのグラスで乾杯!!しませんか?

スタッフ一同ご来店お待ちしております。

by K

2018年12月9日日曜日

ヘップルホワイト様式

家具の黄金期と呼ばれる18世紀ジョージアンの時代には多くの有名デザイナーが誕生しました。代表的なデザイナーには、以前取り上げたトーマス・チッペンデール、シェラトン、ジョージ・ヘップルホワイトがいます。

彼らはおのおのデザイン集を出版し、それぞれチッペンデール様式、シェラトン様式、ヘップルホワイト様式というようにまとまった様式が確立されました。

これら3つの様式は18世紀イギリスの三大流行様式と呼ばれています。

今日はその中でもヘップルホワイト様式について取り上げます。

ジョージ・ヘップルホワイトはジョージアン後期に活躍したデザイナー。
ジョージアン後期はまさに新古典主義が流行した時代であり、この新古典主義は主に建築家ロバート・アダムの手により広められました。ヘップルホワイト様式も新古典主義を基調としていますが、実用性と生産性をより重視し、形状や装飾が単純化されたデザインを特徴としています。

ヘップルホワイトのデザインで有名なのはやはりチェア。
背もたれの形がシールドもしくはハート型で、脚はテーパードレッグ。
テーパードレッグは足先にかけて細くなってゆくスタイルの脚のことです。

№3773/3774 ヘップルホワイトチェア

こちらはシールドバック。トップレールには実り豊かな麦が彫刻されています。




脚がガブリオールのものは、ヴィクトリアンの時代にリバイバルされたチェアによく見られます。




一方こちらはハートバック。ハートバックは柔らかで優美な曲線を描き、シールドバックとは違った魅力があります。

背もたれでチェアの種類を大別できても、それぞれ異なる繊細な彫刻やインレイが施されています。店頭でぜひご覧ください。

by A

2018年11月27日火曜日

今度こそチェスターフィールド!

こんばんは。

木枯らし1号が吹かないかもしれない?と言われている今年の冬、比較的暖かな日が続いていますがいかがお過ごしでしょうか?

これからの時期はお部屋の中でゆったりと読書したり、DVDで映画鑑賞したり、時にはうとうとしたりすることが増えてくることでしょう。お気に入りのチェアやソファがあれば言うこと無しなはずです。
そこでオススメしたいのは、その存在感も座り心地も抜群のチェスターフィールド。
特に男性陣から熱烈な指示を受けているソファでもあるんですね。

今回はその「チェスターフィールド・ソファ」のご紹介です。
”チェスターフィールド”という名称の由来は諸説あって定かではありません。
英国では一般的にアームレストから背もたれが同じ高さにあってボタン留めされたソファのことを指しており、アームが外に向けて巻いた形状になっています。


ではまずは1人掛けのタイプから・・・。

No.4382 チェスターフィールド


          どうでしょう?なかなかの存在感ですよね?






















ブラウンのレザーは深い色味で美しい艶があり、キズやひび割れもなく状態は良好です。座のクッションのウレタンは入れ替えたためにふっくらとして、へたりもありません。


そして2人掛けのタイプがこちら・・・。

No.4445  チェスターフィールド 


ブラックのレザーがまた超カッコイイーーー♪
レザーの保存状態が良好なので長くご愛用頂けると思います。





見た目でもお分かり頂けるように座面は柔らかく、ふっくらとした抜群の座り心地!!
思わず横たわりたくなっちゃいますよね?


 


大人2人がゆったりと座っていられるサイズ感。現代家具とも難なくピッタリと馴染むアイテムです。


それからこちら3人掛けの大型タイプ・・・。

No.4425 チェスターフィールド


このどっしりとした圧倒的な雰囲気には素晴らしいの一言しかありません。。。
座面は固めでガッチリした感触で落ち着きます。


 


ダークブラウンレザーの使い込まれた渋い味わいと質感はまさにアンティークならでは
と言えるでしょう。
1人掛けのとは違って座面もボタン留めのタイプは大変希少価値のあるものです。





全体的に艶があり状態が良好。
大事に使われてきた様子がうかがえますし、歴史も感じさせますね。


今までに幅広い年齢層の男性がいったい何人来られたことでしょう???
外から眺めて一目惚れされ、店内でサイズ確認して行かれましたが、さて果たして。
サイズが大きすぎたり、座面の硬さ柔らかさ、色味の好み等々なかなか条件が難しいらしくて。
よそのお店で同じように迷われて決めきれずにいらっしゃる方、是非ともウエストウッドまでお越しくださいませ!

ここで貴方にとってピッタリのチェスターフィールドと出会えるかもしれませんよ!
予算的に迷われていた方も今度こそチェスターフィールドを手に入れて頂きたい。。。
ご来店お待ちしております。

by K



2018年11月18日日曜日

大理石のマントルピース

こんにちは。

ここのところ急に冬の寒さが感じられるようになってまいりました。
暖かいものが恋しくなる季節到来ですね。
もう既に暖房器具の準備はされていることと思いますが、いかがでしょうか?

床暖房で快適な室内温度を保てる昨今ですが、雰囲気づくりとしてはステキな「暖炉」がしつらえてあるお部屋の中、優雅なソファでくつろげたら最高でしょうね。

そして暖炉といって欠かせないのは、やはり「マントルピース」ではないかと思います。
居間やホールの壁に作りつけられた暖炉の焚口の周辺部分と上部の飾り棚を含めた装飾は
バロックやロココなど、各時代に応じた様式でデザインされていますね。


今回はアールヌーヴォー様式で大理石のマントルピースをご紹介しましょう。。。

No.8264 マントルピース

       さあ、この何とも言えない上品な存在感いかがでしょうか?
薄いクリーム色の大理石のしっとりとした質感、その曲線美ともに素晴らしいです。


 


これはアールヌーヴォーの代表的な人物とされるフランスの建築家エクトール・ギマール
の作品で、いわゆる”ギマールスタイル”と言われるタイプのもの。
パリの地下鉄入り口をデザインしたことで有名と聞いて、ぴんと来る方も多いことでしょう。





シンプルな飾り棚にはお気に入りのキャンドルスタンド、テーブルランプ、エトセトラ、素敵にアレンジが出来そうで、あれもこれも何を飾ろうかと迷いそうですね。
季節ごとの様々なテーマに沿って貴方のセンスが活かせます…♪






ちなみに重厚そうな大理石の部分は4つのパーツに分解が可能ですから、
配送後には簡単に組み上げることが出来ますのでご安心下さい。


西洋に於いて「暖炉」は謂わば日本の「床の間」のような存在で、その部屋の格式や
精神的な意味合いを表すとされています。。
ですからそこを装飾するマントルピースはまさに室内装飾の中心であり、重要な要素を
秘めているのですね。

アンティークの家具やランプの落ち着いた店内の空間の中でもひときわ静かに
洗練されたデザインとどっしりとした佇まいを兼ね備えたマントルピースにはきっと
魅了されること間違いなしです!

新築中の方やリフォームをお考えの方、飲食店や美容室など、お店の飾り棚をお探しの方
には是非ともご検討いただきたい逸品です。

スタッフ一同、ご来店をお待ちしております。

by K

2018年11月6日火曜日

多機能なアンティーク家具たち

こんにちは。

朝晩の冷え込みがだんだんとキツく感じられてきましたね。
昼間は一転して暑いくらいな日差しがあったりして服装に迷ってしまいます。
こんな時は軽くてシワになりにくくて脱ぎ着がしやすくて、さらにデザインも素敵な
まさに多機能な?羽織れる洋服が欲しくなります。

“多機能”と言えば、アンティーク家具の中にも幾つかの用途が合わさって1つの商品になっているものがあるんですよね。
本日ご紹介したいのは、あれとこれとが一緒になっていたら便利なのに…という方には
是非ともご検討頂きたいオススメ商品です。


まずはこの1920年代の「サイドバイサイド(Side By Side)」をご覧ください。

No.4270 サイドバイサイド

























両サイドがブックケース、その間にビューローとチェストが2杯一体となったタイプ。






ブックケースにはさり気なくステンドグラスのドアが使われているのも素敵ですねぇ。
ビューローの中も仕切りや小さな引出しがあり収納スペースも抜群。。。

 


あちこちに施された様々な彫刻の見事な美しさ。
使い勝手が良いばかりではないところが、やはりアンティーク家具ならではの魅力と言えるでしょう。



それからこちらの「ビューローブックケース」はいかかでしょう?


No.4003 ビューローブックケース



1910年代のオーク材の杢目が美しく、落ち着いた雰囲気を醸し出していますね。
縦に上からブックケース・ビューロー・チェストで構成されています。


















 


ビューローを開くとたくさんの仕切りと小さな引き出しがあり整理がしやすそうです。

チェストは上段から下段にいくにしたがい、引き出しの深さが深くなっているのも絶妙。
収納内容に合わせて区分けが出来るので便利ですよ。。

























収納力が抜群で、1つで3役をこなす多機能なアンティーク家具たち。
とても実用的でありながら、貴重で上質なオーク材で作られているという重厚感を
是非とも味わいにいらして下さいね。


ホームページで気になる商品がありましたなら、倉庫に待機しているものも御座いますのでお電話かメールにて御気軽にお問い合わせください。
お取り置きも可能ですので。

スタッフ一同、ご来店をお待ちしております。

by K






2018年10月16日火曜日

ガラストップのアンティーク家具

こんにちは。

日増しに秋の気配が濃厚になってまいりました。
秋祭りや運動会、スポーツの祭典など…様々な行事が目白押しなことと思いますが
いかがお過ごしでしょうか?

ところで。
弊社ホームページの「ショッピングガイド」を改めてのぞいてみますと、
アンティーク家具のお取り扱い注意事項が明記されております。

今更ながら、アンティーク家具は現代の工業規格品とは異なり、永年に渡って先祖代々
引き継がれてきたものであり、さらにこれからもそれを受け継いでいくものです。
ですから当然そこには経年変化や経年劣化による、傷、木の縮小、反り、ひび割れ、木の欠け修復箇所、汚れや古艶(パティナ)などが存在します。
当店ではこうした「英国家具の美」とも呼べる、これら使い込んだからこその状態や雰囲気を愛でて大切にして、最低限の補修と天然のワックス仕上げにてご提供しています。

しかしながら設置場所に気を付けて、どんなに使用上の注意を守ろうとしていても、日常生活の中においてはついうっかりして、濡れたものや熱いものを直接家具の上に置いてしまうことはありませんか?

さあ、そんな貴方にオススメしたいのは「ガラストップ」のテーブルやキャビネット。

まずはこんなまあるいコーヒーテーブルはいかがでしょう。


No.4497 フレンチガラストップ コーヒーテーブル
 




天板の縁取り模様、側面にもびっしりと花の彫刻があって、一見とてもデコラティブ。
なのに、大げさな感じがしないスッキリしたフォルム。
写真で見るよりも作りはしっかりとしていて、移動や持ち運びにも便利です。



 





天板の中心に花の彫刻が施され、放射状の編み込みが美しいですよね。
まるで上等な工芸品のようなウォールナットのテーブル…。
フットレストにもまるい花の彫刻があり、心憎いほどのアンティークらしい演出♪



それから、ベッドサイドにトルコブルーの色味が美しいキャビネットはどうでしょう。
天板に生地が貼られ、その上にガラスがはめ込まれています。




ウォールナットのハチミツ色の木の材質とのコントラストが素晴らしい!


No.4393 ペア ガラストップベッドサイドキャビネット
 



角のとれた丸みのあるデザインと脚もとの繊細な彫刻も素敵です。
ガラストップのすぐ下には収納式の天板がもう1枚。2杯の引き出し付き。










観音開きの扉を開けると内部は2室に分かれ、
向かって右側は保温性の高い、白くしっとりした陶器製のスペースになっています。









ちなみにこの商品はペアでの販売(2点セット)になっておりますので念のため。

ガラスは水滴跡も付かず傷付く心配も少ないのですが、硬く重い物を上から落としたりした場合は当然のことながらひび割れ、破損するという可能性があります。

そんな時は余程珍しいガラスでない限りは補修も可能ですからご安心ください。。

さあ、ガラストップの様々なアンティーク家具を実際にご覧になってみませんか?
ご来店お待ちしております。

by K