2018年2月20日火曜日

サビノのテーブルランプ

みなさまこんにちは。

巷では平昌オリンピック、日本2つの金メダル獲得で大いに盛り上がりましたね。

フィギュアスケート男子シングルで66年ぶりの大会連覇を達成した羽生結弦選手。
スピードスケート女子500メートルで大会新記録を出した小平奈緒選手。

何より彼らのそのスポーツマンシップを国内外から称賛されていることが
とても誇らしく嬉しいことだと思います。
さてオリンピックも後半戦、メダル数は果たしてどうなりますやら??


ところで冬季オリンピックは氷上での様々な戦いが繰り広げられますが、
そこから何となくイメージが湧くのはアンティーク硝子のシェードの雰囲気。

今日はフランスの有名なガラス工芸家「サビノ」のテーブルランプのご紹介です。

まずはとにかくこの大きな迫力ある松笠のシェードをご覧ください!

No.0335 サビノ松笠文テーブルランプ






2枚の硝子のシェードを合わせたものをアールデコスタイル金具に差し込んであります。

内部の電球は3個取り付け可能、
ちなみにいま店内においては電球1個だけ装着して展示していますが、
それでも充分な明るさと趣を楽しむことが出来ているほど。

しかも調光器が付いており微妙な光の加減が出来るのも魅力的。







お部屋の片隅のローテーブルに、もしくは床に直置きでも!?恐らくその抜群な存在感を発揮してくれること間違いなしです。


No.0320 サビノテーブルランプ


同じサビノのアールデコ様式でも、対照的なのが
左のような小振りでかわいらしいタイプ。


シェードの放射線の凸凹が柔らかな陰影を浮かび上がらせています。


台座の金具はご覧の通り、葉の部分まで精巧に作りこまれていてステキなんですよ。









上記2つのランプいずれにもシェードにサビノの陽刻サインが入っております。


艶を抑えた曇りガラスが醸し出す、上質なテーブルランプのあかりを灯して
スタッフ一同、ご来店をお待ちしております。






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2018年2月13日火曜日

用途も多様なマガジンラック

みなさまこんばんは。

日本海側では記録的な雪が降り積もって様々な弊害が起きています。
インフルエンザも猛威をふるっております。

かと思えば、東京では梅の花がちらほらと咲き始めました。
いかがお過ごしでしょうか?

隣国・平昌では極寒の中、冬季オリンピックが開幕。
連日のようにメダル獲得のニュースが入ってきますね。

その韓国と言えば、今やすっかりネット社会であるがゆえに新聞がほとんど
売られていないのだとか。
しかし日本ではまだまだ連日、各新聞の見出しがテレビでも話題になります。

今日はその新聞や雑誌などを収納するマガジンラックをご紹介します。

オークの無垢材で作られているシンプルでコンパクト、しかしながらその素敵な存在感。

No.4402マガジンラック

ブックケースのほうが一般的ですが、
こちらマガジンラックは雑誌や新聞などをあくまでも一時的に収納するもの。


アンティークのものはしっかりした木製で出来ていて、デザインも素晴らしく実は人気のアイテムなんですよ。



色もダークブラウンでクラシカルな雰囲気ですから、
洋間にも和室の畳の部屋にも似合いますね。





しかもこのラックは上部にハードカバーの本や文庫本を入れておくことが出来るめずらしい優れもの。 




リビングに出しっぱなし、散らかっているものを取り敢えずポンっと入れておくだけでも片付くというか様になるというか、そういうラックは意外と見つかりません。


玄関に置くとスリッパラックにもなるという隠れた使い方もありますしね。
なのでとても重宝して頂けると思います。



スタッフ一同、ご来店をお待ちしております。





2018年2月4日日曜日

置時計の魅力

みなさまこんにちは。

東京は2週続けての積雪でしたが、いかがお過ごしでしたか?
慣れない雪掻き、早めの出勤、外出時の車も足元も滑って危険だし、と。

そして雪というのは物音を吸収する力があるので
何となく辺りがしんと静まり返ったような気がするんですね。

そんな中で店内のどこからか「リンゴーン、リンゴーン♬」という何とも心地良く
涼しげな音色が聞こえてきました。
様々な家具やランプ、雑貨たちと共に静かに鎮座していたはずのそれは、
さっきゼンマイを巻いてみた置時計が時を知らせてくれた音。

さて今日ご紹介するのは下のアンティークの置時計です。

No.8254振り子式置時計

本来はホールクロック(大型置時計)
で名高い、あのドイツのウルゴス社の
製品です。


1969年に日本の時計メーカーがクオーツの実用化に成功して、所謂クオーツショックが起こってからずっと機械式時計は凋落の一途をたどっていました。

しかし近年、費用が安く精度は高いものの寿命が10数年と意外に短いクオーツ時計に対し、機械式時計の寿命はなんと100年にも及ぶことで改めてその価値が見直されてきています。



No.8278オーク材 置時計







右の置時計も機械部分はドイツ製で、家のカタチが可愛らしくオーク材の質感も良いのでとても素敵な存在感があります。


スマートフォンで時間が分かる現在においては時計は完全に趣味の世界になっています。
ゼンマイを巻く手間こそあれ、機械式時計の芸術性とステイタスにまた注目が集まっているのですね。



家で読書や書き物に集中して疲れた時にほっと心和む音色。
長年の時を刻んできた、まるで鉄琴を奏でたような優しい音色に癒されてみませんか?
どうぞお待ちしております。


2018年2月1日木曜日

アールデコ様式

こんにちは。
ここ最近寒い日が続いていますね。
その上今夜東京でまた雪の予報…。

早く春の心地よい暖かさを感じたいものです。

さて、前回はアールヌーヴォー様式についてご紹介しました。
曲線的で優美な雰囲気を纏うアールヌーヴォー様式でしたが、今回はそれとは対照的なアールデコ様式についてご紹介したいと思います。


アールデコ様式は1910~1930年代にかけて流行した様式です。
歴史の流れでゆくと、1914~1918年の第一次世界大戦と1939~1945年の第二次世界大戦の間ですので、大戦間様式とも呼ばれています。

第一次世界大戦後、自動車や飛行機といった工業製品が新たに生まれ、更なる機械化の時代に突入しました。そのため、装飾性よりも機能性や合理性が新たな時代の美意識として捉えられるようになりました。



№0302 天吊灯7灯式
この機能性や合理性を重視した様式というのが、アールデコ様式です。



特徴としては、直線的なデザインや幾何学模様のモチーフが挙げられます。









№0373 ミューラー天吊灯4灯式
ちなみにこちらの右の写真が前回取り上げたアールヌーヴォー様式のランプ。

















№0092 天吊灯5灯式
そしてこの左の写真が今回のアールデコ様式のランプです。







こうして写真を比較してみると、両者の特徴の違いが非常にわかりやすいです。









お部屋を華やかに彩りたいという方には、アールヌーヴォー様式。
シャープですっきりとした印象のお部屋にしたいという方にはアールデコ様式がぴったりではないでしょうか。

by A