2018年10月16日火曜日

ガラストップのアンティーク家具

こんにちは。

日増しに秋の気配が濃厚になってまいりました。
秋祭りや運動会、スポーツの祭典など…様々な行事が目白押しなことと思いますが
いかがお過ごしでしょうか?

ところで。
弊社ホームページの「ショッピングガイド」を改めてのぞいてみますと、
アンティーク家具のお取り扱い注意事項が明記されております。

今更ながら、アンティーク家具は現代の工業規格品とは異なり、永年に渡って先祖代々
引き継がれてきたものであり、さらにこれからもそれを受け継いでいくものです。
ですから当然そこには経年変化や経年劣化による、傷、木の縮小、反り、ひび割れ、木の欠け修復箇所、汚れや古艶(パティナ)などが存在します。
当店ではこうした「英国家具の美」とも呼べる、これら使い込んだからこその状態や雰囲気を愛でて大切にして、最低限の補修と天然のワックス仕上げにてご提供しています。

しかしながら設置場所に気を付けて、どんなに使用上の注意を守ろうとしていても、日常生活の中においてはついうっかりして、濡れたものや熱いものを直接家具の上に置いてしまうことはありませんか?

さあ、そんな貴方にオススメしたいのは「ガラストップ」のテーブルやキャビネット。

まずはこんなまあるいコーヒーテーブルはいかがでしょう。


No.4497 フレンチガラストップ コーヒーテーブル
 




天板の縁取り模様、側面にもびっしりと花の彫刻があって、一見とてもデコラティブ。
なのに、大げさな感じがしないスッキリしたフォルム。
写真で見るよりも作りはしっかりとしていて、移動や持ち運びにも便利です。



 





天板の中心に花の彫刻が施され、放射状の編み込みが美しいですよね。
まるで上等な工芸品のようなウォールナットのテーブル…。
フットレストにもまるい花の彫刻があり、心憎いほどのアンティークらしい演出♪



それから、ベッドサイドにトルコブルーの色味が美しいキャビネットはどうでしょう。
天板に生地が貼られ、その上にガラスがはめ込まれています。




ウォールナットのハチミツ色の木の材質とのコントラストが素晴らしい!


No.4393 ペア ガラストップベッドサイドキャビネット
 



角のとれた丸みのあるデザインと脚もとの繊細な彫刻も素敵です。
ガラストップのすぐ下には収納式の天板がもう1枚。2杯の引き出し付き。










観音開きの扉を開けると内部は2室に分かれ、
向かって右側は保温性の高い、白くしっとりした陶器製のスペースになっています。









ちなみにこの商品はペアでの販売(2点セット)になっておりますので念のため。

ガラスは水滴跡も付かず傷付く心配も少ないのですが、硬く重い物を上から落としたりした場合は当然のことながらひび割れ、破損するという可能性があります。

そんな時は余程珍しいガラスでない限りは補修も可能ですからご安心ください。。

さあ、ガラストップの様々なアンティーク家具を実際にご覧になってみませんか?
ご来店お待ちしております。

by K              
                                       
                                                                     
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       










2018年10月6日土曜日

照明の役割

ウエストウッドの店舗の天井を彩るのは、種々様々なアールヌーボーとアールデコの天吊灯。



ですが、一般家庭でこうした天吊灯をめったに見ることはないでしょう。
そんなの高いからだと言われてしまうかもしれません。もちろんお値段はその大きな要因です。美術的価値のあるアールヌーボー・アールデコの天吊灯は高額であり、気軽に買えるものではありません。

ですが日本でこうした天吊灯が普及しないのには、もう1つ大きな理由があります。
それは日本とヨーロッパで、

①求められる明るさ
②照明に求める役割

が異なるからです。


日本では一般的に白色の強い光が好まれる傾向があります。



一方ヨーロッパで好まれるのは、薄暗いほんのりとした光。
蛍光灯より優しい色合いの光を放つ白熱電球が主流で、また1つのシーリングライトで部屋全体をまんべんなく照らすのではなく、テーブルの上やベッドサイド等必要な箇所のみ部分的に照らします。

日本人とヨーロッパの人たちでは、瞳の色が異なります。日本人の多くは黒もしくは焦げ茶色の瞳、それに対してヨーロッパの人たちはブルーや淡い茶色の瞳を持ちます。メラニン色素を多く含む黒や焦げ茶色の瞳は光を通しにくいため、眩しさを感じにくくなります。逆にメラニン色素が少ない明るい瞳をもつヨーロッパの人たちは、眩しさを非常に感じやすいのです。

瞳の色の違いが求める明るさの違いをもたらします。ヨーロッパの人たちの多くがサングラスを着用するのは、ファッションセンスを考えてというだけではないのですね。

次に②照明に求める役割です。
もし「なぜ部屋に照明をつけているの?」と質問されたらみなさんはどのように答えるでしょうか。「そんなの部屋を明るくするために決まっている。」とあきれ顔で答えられてしまうかもしれません。

照明で可能な限り空間を明るく照らし、暗闇を完全に駆逐する。空間全体を影を作らず照らすシーリングライトが好まれるのも納得がゆきます。空間を明るくすることが照明の担う第一の役割なので、明るければ明るいほど望ましいのです。


それに対してヨーロッパでは、照明によりつくり出される雰囲気が重視されます。


先ほど少しお話しましたが、ヨーロッパでは空間全体よりも部分部分必要な箇所だけ照明で照らす傾向があります。そうすることで光と影がつくり出され、空間に抑揚が生まれます。さらに暗闇と光どちらが主役かといえば、暗闇です。照明は暗闇を楽しむためにあるという考えがヨーロッパには根付いているようです。


日本の住宅でも明るさより雰囲気づくりを大事にしたいという方であれば、ぜひヨーロッパの天吊灯を取り入れてみてください。

お値段は少々はりますが、その暖かな光は心を落ち着かせてくれます。電球の明るさは基本的にガラスシェードの色味を損なわない25wをおすすめしていますが、もう少し明るさが欲しいというのであれば40wでもお使いいただけます。

光源を天吊灯のみに頼るのではなく、シーリングライトはそのままにダイニングテーブルの上に設置したりと取り付け方も工夫できますので、一度店舗の方にご相談にいらしてください。

by A

2018年10月1日月曜日

特価商品のご案内

ただいまウエストウッドでは、40~50%offの特価商品を数点ウェブサイトに掲載しています。毎年冬季に行われる年末セール以外でめったに見られないチャンス。


商品の特別価格はそれぞれのカテゴリーページからご覧いただけます。
http://www.westwood-jp.com/

貴重なこの機会ぜひご検討くださいませ。