2019年4月25日木曜日

エレガントなチェアをお探しなら…

新しい元号「令和」も発表され、いよいよ皇位継承の日に向けてカウントダウンに入りましたね。
そう例えば、もしも皇室の方々に座っていただくとしても決して遜色ないような気品と
優雅さを兼ね備えたチェアをご紹介してみましょう。


先ずはフランス製でウォールナットのチェアです。
№9877 サロンチェア

 


バックからアーム、座面から脚先まで滑らかな曲線美、ウォールナットの美しい色味、
張り替えた生地とのバランスも素晴らしい!


 


広くゆったりとした座面の座り心地も抜群で実にエレガントな佇まいです。

 




それからこんな目にも鮮やかなチェアはいかがでしょうか。

№9926 レディースチェア
張り替えたロイヤルブルーのしっとりとしたベルベット生地が深い色味で…
格調高く優雅であまりに美しく、思わず心が奪われてしまう感じがしませんか?





ウォールナットの美しい飴色とブルーのコントラストがこんなにも絶妙な美しさを醸し出すんですね。。。



背面と脚にはさり気ない花の彫刻が施されていて何とも心憎い素敵さです。




さあ最大10連休のゴールデンウイーク、待ち遠しい人もいらっしゃるでしょう。
どこもかしこも混雑するし出費はかさむし結局は仕事だし、子供や介護に関わること等々、悩ましい人もいらっしゃるでしょう。

いずれの方々も連休後半にもしもお時間がございましたなら、世田谷区北沢のウエストウッドアンティークに是非お越し下さいませ。

ここの店内のゆっくりと落ち着いた空間の中で心身ともに癒されて、しかも探していた
オンリーワンのモノに出会ってしまうかもしれませんよ!

素敵なアンティーク家具、ランプ、雑貨たちとご来店をお待ちしております。

by K

2019年4月16日火曜日

アンティーク家具が高額な理由

アンティーク家具は値段が高い…そんなイメージを皆さんお持ちではないでしょうか。
実際に店舗にご来店いただいたお客様も値札を見て驚かれることもしばしば。



ではどうしてアンティーク家具は高額なのでしょうか。

本日はアンティーク家具が高級品として扱われるいくつかの理由を見てゆきます。


まずは何と言っても職人の技術。



私たちが普段使っている現代の家具は工場で機械生産されているものがほとんど。自動化されたプロセスで大量生産された家具は比較的安価であるのが良い点。

対してアンティーク家具はキャビネットメーカーと呼ばれる職人たちにより1つ1つ手作業で制作されたもの。たった1つの家具に職人が何時間も費やしているのです。その職人が秀でた技術を持っていれば持っているほどその家具の価値は上がると言えるでしょう。


そしてまた使用されている木材もアンティーク家具の価値を跳ね上げる要因の1つ。


アンティーク家具は100年近くの年月を経ても朽ちることなく現代に存在しています。

ものというのは、年月を経れば経るほど劣化し価値が減ってゆくのが通常ですが、アンティーク家具は例外。アンティーク家具に使われる主とした木材には上質なマホガニーやオーク、ウォールナット材がありますが、それらの木材はしっかりとした手入れがなされれば、長い年月をかけてむしろ深みが増し価値がどんどん上がってゆきます。


またその精巧なデザインもアンティーク家具が高額な理由の1つ。


アンティーク家具の多くには繊細な彫刻や象嵌細工が施されています。そうした細かな装飾はアンティーク家具の美術的価値を象徴し、現代の家具とは一線を画す存在としてその地位を確立しています。

アンティーク家具が誕生した18~19世紀の時代には華々しさや美しさが圧倒的に重視されていました。機能性よりも美しさを追い求めた時代に誕生したアンティーク家具は家具というよりも美術品に近い存在と言えるでしょう。

他にもアンティーク家具の値段を左右する要因はありますが、今回は主だったものを取り上げてみました。粋を尽くして制作されたアンティーク家具たちをぜひ店頭に見に来てくださいね。

by A

2019年4月11日木曜日

ライブラリーチェアとは…?

寒の戻りもありながらようやく春本番の暖かさになりました。
お仕事や勉強、習い事、家族がらみ等々で新しい環境に入られた方も多いことでしょう。
まずは深呼吸をして肩の力を抜いて焦らずに少しずつ頑張ってください。
花粉症の方はまだしばらくマスクと薬などの対策必須でしょうね。

今回は公共の施設、例えば図書館や資料室、御自宅の書斎にある本棚または書庫で
きっと重宝されるであろうアイテムとしまして
ライブラリー チェァ」をご紹介させていただきます。


さあ、この威風堂々としたアームチェアをご覧ください!!

№3855 ライブラリーチェア

1890年代のマホガニーの「ライブラリー チェァ」です。
俺様的な感じが特に男性の心をくすぐるのではないかと思います。。。


 


座面のクッションは硬めで、サイズも幅広く、アームにもレザーがあるため
見た目にもその座り心地にも実に風格が感じられます。


 

背面と座面のレザーがボタン留めなのも希少価値がありますね。

 

脚にはキャスター付きなので、重量感があるわりには移動させるのも便利です。





それから下のこれはまさに1人2役ならぬ1脚2役と言える素敵さと便利さを兼ね備えたその名も「ライブラリー ステップ チェァ」です。

一見単なるオシャレなマホガニーのチェアに見えます・・・

№4459 ライブラリー ステップ チェア
 背面と前脚のツイストの素敵なこと・・・これで充分に魅力的。


ところがところが・・・他に仕掛けがあるのです。
































実はこのチェアの真骨頂は座面下の金具を外して手前に倒しますとあら不思議!?
名前の通り、なんとこんな素敵な「ステップ台」に早変わりするんですねー。




チェアをステップ台として代用するのは普通によくあることですが、
ステップ台としての機能をちゃんと兼ね備えたものであればやはり安定感が違います。

様々な場面において、高いところにある本や小物を取る時にも作業をする時にも
危なげなくしっかりとその役割を果たしてくれるのは嬉しいですよね。

どうぞお店に見にいらして、触って確かめて、ぜひ体感してみませんか?
ご来店お待ちしております。

by K

2019年4月2日火曜日

張替え事例のご紹介

イスの印象を左右する構成要素は大きく分けて2つ、木部のフレームとファブリック。

アンティーク家具に使用される良質な木材は年月を経るごとに深みを増してゆきますが、ファブリックはどうしても時間の経過とともに摩耗してしまうのが常。チェアの張替えはそのチェアと長く付き合っていくために必要となってきます。

また日常の使用面から張替えが必要となる場合とは別に、お部屋の模様替えをしてチェアのイメージも変えたい、もしくは自分好みにカスタマイズしたいという時にも張替えはぴったり。






こちらのアームチェアはイギリスから仕入れてきたオリジナルのファブリック。
今回ご購入いただいたお客様のご要望でこちらのチェアを張替えました。





張替え後のチェアはこちら。




落ち着いたブルーを基調に大ぶりのダマスクがあしらわれたファブリック。座面も背面もこのダマスクを中心に据え、フォーカルポイントとなっています。





大振りの柄を特徴とするファブリックは、チェアを選びますので、なかなか取り入れるのが難しいところ。

こちらのチェアの木部はトップレールからアームレストを支える1つ1つの部材まで線象嵌とマーケットリーで細やかに装飾されているため、フレーム単体で見ても非常に華やか。

そのためファブリックの柄が大振りでも引けを取らず、全体が良く調和し、大変美しい仕上がりとなっております。

今回は張替えの一例のご紹介でした。

by A