2019年6月27日木曜日

キュートなチャイルドチェア・・・その1

湿度が高く不快な日々が続きますがいかがお過ごしですか。
エアコンの効いた部屋の中でつい閉じこもっていませんか?

散歩やウォーキング等々少しでも身体を動かすと汗をかいて心身ともにデトックスされて食欲も湧いてくるものです。
水分補給を心掛けながら、どうぞ気分転換に是非とも外出して下さいね。

アンティーク家具やランプ、雑貨たちを観にいらっしゃることなどは特にお勧めです!
ここウエストウッドの静かでひんやりとした店内にいらっしゃいませんか?

今回から2回にわたりまして、その名の通り小さくてキュートなチャイルドチェアをご紹介してみたいと思います。。。


まずはこちらオーク材で、ラタン(籐)編みのチャイルドチェア
背面と座面の編み込みが意外に?パンっと張っていて丈夫で素晴らしいんですよー。

№4306 チャイルドチェア

英国伝統の「バーリーシュガーツイスト」のデザインの脚が存在感バツグンですよね。



 

一見座高が高めと感じますが、さり気なく落下防止用の棒が渡してあるので安心。
しかも「足掛け」の部分の高さ調節が3段階可能ですから、お子様の成長に合わせて長く使って頂けると思います。






続きましてこちら、座高などから現代ものにも合わせやすい実用的なタイプ。
曲木加工しやすいエルム/ビーチ材で作られたホイールバック・チャイルドチェアです。

№4444 ホイールバック チャイルドチェア

背もたれに車輪型の透かし彫りが施された、まさに英国伝統のカントリーチェア。
オーク材の家具との相性が良いアイテムと言えますね。


 


落下防止用の棒が渡してあり、脚が末広がりになっているため安定感もあります。


 


以上、ご紹介した2点はお子様用のチェアですが侮ることなかれ、
決してチープな感じはなく、つくりも大人用と比べていただいても遜色がありません。
ご自宅のダイニングセットに子供用としてすんなりと馴染んでくれることでしょう。


デザイン的に優れ、実用にもかなうチャイルドチェアにはなかなか出会えないものです。
アンティーク家具は一点ものですから、探されている方はお早めにご連絡くださいませ。
HPからメールにてのご注文も可能です。
ご自分の目で実物をお確かめにも是非お越しくださいませ。

ご来店お待ちしております。

by K

2019年6月18日火曜日

ダイニングチェアを張り替えました

ダイニングチェアの張替えを行いました。
こちらのダイニングチェアを張り替えるのに使用したのは、明るいグレーのファブリック。

№3884 ダイニングチェア

オークのダイニングチェアはアンティークチェアの中でも様々なスタイルのダイニングスペースに最も柔軟に合わせることのできるチェア。特にこうしたライトオークカラーのものはモダンスタイルのお部屋にも自然に溶け込み、おしゃれな空間を演出するのに一役買ってくれます。





入荷当時はブルーやイエローを中心に多色を用いた生地が座面に使用されていました。


№3884 ダイニングチェア

今回は多様なお部屋の雰囲気に調和するよう明るいグレーをチョイスしました。ナチュラルカラーのダイニングテーブルにもより合わせやすくなりました。

№3884 ダイニングチェア

№3884 ダイニングチェア

張替えで表情が変わったこちらのチェアですが、艶やかなツイストやトップレールからスプラットにかけた彫刻も魅力の1つ。張り地がシンプルになったことでこうしたフレームのディティールにも自然と視線が誘導されるようになります。

現代のお部屋に取り入れるのが難しいと考えられがちな英国アンティークですが、こうしたオークのダイニングチェアから取り入れてみてはいかがでしょうか。

by A



2019年6月13日木曜日

アンティークのウォールミラーたち ③~ユニークなタイプ編~

梅雨入りして時たま晴れ間もあるものの、基本ジメジメ蒸し暑さ倍増しています。
みなさま工夫して元気にお過ごしですか?
鬱々とした気分転換にはどうぞウエストウッドまでお越しくださいませ。


さて今回は店内にあるアンティークのウォールミラーたちの中から、
個性的でユニークなタイプをご紹介いたしましょう。


先ずは1930年代のウォールナット材のウォールミラーです。

No.4289 ウォールミラー



















トップにはシェル(貝・貝殻)モチーフの彫刻が施されておりカーヴィングが何とも美しく特徴的ですよね。




実用的でありながら印象的なフォルム。
木目や木枠の色味がいかにもウォールナットならではのいい味を出しています。

 



次は1930年代のオーク材のウォールミラーです。

№9895 ウォールミラー




















オーク独特の濃いこげ茶色の木枠がアンティークらしい落ち着きを感じさせます。
こんなミラーが玄関先にあれば重宝しそうですね。

 

二又のフックが4つも付いていて、ちょっとした小物や鍵などを引っ掛けて下げておくのなんかも便利ですよ。
ミラーはオリジナルですが腐食や曇りも見られず状態は良好です。

 



それからこんな変わり種のミラーもご紹介しておきましょう。
1880年代フランス製のキャンドルスタンドと一体型ウォールミラーです。


№9721 ウォールミラー


素材は一見したところ真鍮かアイアンを思わせますが、なんと木と石膏に金色の塗装がされているのものですから、しっかりとした作りながら重さはさほどでもありません。


 

金縁の左右から上部にかけて花と葉が絡み合う装飾がまるで宮殿を思わせるような?
とてもゴージャスな空間を演出してくれることでしょう!

 

アンティークのモノというとやたら豪華で古いだけ?などというイメージが
あるかもしれませんが、こんなユニークなアンティークミラーもあるんですー。

他にも様々な個性派のアンティーク家具たちを多数取り揃えておりますので
是非ともホームページで商品のラインナップを御覧下さいませ。

スタッフ一同、ご来店を心よりお待ちしております。

by K

2019年6月4日火曜日

小さなテーブルランプ -アールヌーボー期-

今回はアールデコ期の作品とは全く雰囲気の異なるアールヌーボー期のテーブルランプを数点取り上げたいと思います。

アールヌーボー様式はアールデコ様式より以前に流行した様式。19世紀末から20世紀初頭、ちょうど産業革命の波が収束するころに流行しました。品質があまり高いとは言えない工業製品が大量生産された時代に反発する形で勃興しましたので、この時代の作品には曲線的で有機的モチーフが多く用いられました。







こちらはアールヌーボー期に製作されたデュゲのテーブルランプ。シェードの基調色は暖かみを感じさせるオレンジ。縁にネイビーが配色されています。夜へと移り変わる夕暮れ時を切り取ったかのような色使いです。




シェードを包み込むのは薔薇のアイアン。花や植物はアールヌーボーに最もよく見られるモチーフ。作品に優雅さと気品を添えてくれます。




次の作品はミューラーによるもの。こちらのシェードはイエロー、オレンジ、ネイビーの3色のグラデーション。イエローを基調にしているため、先ほどのテーブルランプより明るい雰囲気。シェードの真下の金具の窪んだスペースにアクセサリーを載せても良いかもしれません。

№0196 ミューラーテーブルランプ

№0196 ミューラーテーブルランプ


こちらのランプもまたミューラーの手による作品。シェードは上で紹介したものと対になるもの。金具はより高さがある分、曲線が強調されています。テーブルとの設置面はまるでハート形とひし形が合わさったかのようなモチーフとなっております。







アールヌーボーのランプは総じて繊細優美な作風のものが多く見受けられます。お部屋を華やかに彩る色彩豊かなアールヌーボーのランプ。店頭にて実物をぜひご覧になってください。

by A