2020年2月25日火曜日

ネストテーブルとは

ネストテーブルとは入れ子式のテーブルのこと。サイズの異なる2~4つのテーブルから成り、それぞれのテーブルを1つ大きなテーブルの下に収納することができます。個別にテーブルを購入すると場所を取りがちなテーブルですが、ネストテーブルは使用しない時にはコンパクトに収納することができる機能が備わっています。

№4563ガラストップネストテーブル

№4563ガラストップネストテーブル

熱と水分に弱いアンティーク塗装。こちらの商品のようにガラストップであればそういった点を気にせずにより気軽に使用することができます。




こちらはキングウッドにて作られた非常に装飾性の高いネストテーブル。キングウッドとはその名の通り”王様の木”。ジョージアンの時代には最高級の木材として扱われてきました。

№4557キングウッドネストテーブル

№4557キングウッドネストテーブル

そんなキングウッドを贅沢に用いて作られたこちらのネストテーブルの天板には花のマーケットリー。テーブル1つ1つ花の造形が異なる贅沢な造り。


№4557キングウッドネストテーブル

№4557キングウッドネストテーブル

№4557キングウッドネストテーブル

№4557キングウッドネストテーブル

№4557キングウッドネストテーブル

脚部と脚先にはオルモル装飾。オルモル装飾があるだけで、一気に華やかさが増します。


ネストテーブルに関してもう一つ良い点を挙げるとすれば、背が低く小ぶりなであること。使いたい時の移動にも大きな手間がかかりません。


№9889ネストテーブル

№9889ネストテーブル

№9889ネストテーブル

ネストテーブルは18世紀後半に著名なキャビネットメーカーであるトーマス・シェラトンにより初めて作られました。18世紀は家具はまだ壁付けで配置されるもの。使用する時のみその場所へと移動するのです。ティータイムの時には主人のためにメイドがテーブルとチェアを壁際からお部屋の中央へと移動し、ティータイムが終わるとまた壁際に戻すという具合です。今のように家具の定置が決まり、動かす習慣がなくなるのは後の時代のこと。ネストテーブルはこの「家具を決まった位置に配置して動かさない」という時代の変革を生き残った貴重な家具と言えます。

№9889ネストテーブル

そんな時代の流れに屈しない歴史ある家具をご自宅に取り入れてみてはいかがでしょうか。遥か昔の古き良き時代に思いを馳せて。

by A

2020年2月20日木曜日

スタイリッシュなホールスタンド!

皆様元気でお過ごしでしょうか?
朝晩は冷え込みますが、陽射しがあると意外に昼間は暖かだったりします。
新型コロナウイルス感染を懸念して不要不急の外出は控えていらっしゃることでしょう。
しかしながら家に閉じこもり過ぎるのもどうなのか?と。
繫華街の人混みを避けて、ぶらりとどうぞ落ち着いたアンティークのお店へ家具を観に
気分転換にお出かけ下さい。

さあ、そしていざ外出するとなれば玄関先、エントランスホールに出るわけですが、
そこにお洒落で便利なこんなアイテムがあったらいいでしょうねーということで。
今回ご紹介するのはアンティークの「ホールスタンド」です。

ご覧の通り、十字架をベースにデザインされたスタイリッシュなアイアン製です。


№9968 ホールスタンド

シンメトリーがとても美しいゴシックスタイル。まるで荘厳な大聖堂を彷彿とさせるようなスタンドですよね。




どっしりとしたタイプですが、巧妙なデザインであるためにそれほど重量感を感じさせません。





全体の中央部分の人物は恐らく「牧師」でしょうか?両手にそれぞれ瓶とお皿を持ちながら台座にすっくと立っている姿は何かカトリックの宗教的な儀式を思わせます。



下の部分には葡萄の実があしらわれています。
そして底部はなんと取り外し可能な軽い鉄板素材で出来ており、汚れや傘のしずくが溜まったら簡単きれいにお掃除が出来ますよ。





















オーソドックスにステッキや傘立て、ゴルフクラブなどを立てかけてもよし。
帽子、コート、マフラー、カバン、ショルダーバッグ、重い手提げ袋などなど。
忘れないよう紛失防止に車、バイク、自転車の鍵をぶら下げてかけておくとか。
とにかく何でもござれ、お洒落でしかも幅広く活躍してくれること間違いなしです!

木製のアンティーク家具をお探しになるのと御一緒にアイアンのアイテムにもどうぞ目を向けてみてください。

スタッフ一同ご来店お待ちしております。

by K

2020年2月16日日曜日

店舗スタッフのマスク着用のお知らせ

いつもウエストウッドアンティークスをご愛顧いただき誠にありがとうございます。

弊社では新型コロナウイルスの感染予防として、お客様及び従業員の健康と安全を考慮してスタッフのマスク着用を実施しております。

お客様に安心してお買い物を楽しんでいただくための対策として、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

2020年2月11日火曜日

小ぶりな家具たち

海外の広大な土地にある大邸宅やお屋敷はいつの時代も憧れるもの。そんな空間に置いてある威風堂々たるサイドボードや圧倒的存在感を放つ大きなキャビネットには人を魅了する力があります。ですが大きすぎるが故になかなか自宅には置けないもの。これがほしいと思いながらもスペースの関係から諦めざるを得ない場面もあるかと思います。ですが英国アンティークには日本の住宅にも合う高さが低めで奥行きが狭い家具もあります。本日はそんなコンパクトな家具たちをご紹介いたします。

№4541 サイトキャビネット

まずはこちらのサイドキャビネット。バーウォールナットの美しい杢目の躯体が経年で得られたしっとりとした古艶を纏っています。

№4541 サイトキャビネット

№4541 サイトキャビネット

フリーズには波をモチーフにしたカーヴィングそして扉ではカンパニュラが静かにその存在を主張しています。脚はクイーンアン様式に典型的な猫脚に貝殻の彫刻が施されたもの。このように芸術性に秀でたキャビネットでありながら、サイズはW110  x D40 x H88と非常にコンパクト。特に玄関先に置きたいという場合は奥行きが難点となることが多くいのが正直なところ。ですがこちらのキャビネットは40cmと薄い造りですので、置く場所は比較的選びやすいかと思います。

№4541 サイトキャビネット

引出し4杯に両サイドの仕切られた収納空間と機能性も備えています。



次は小ぶりなワットノット。ワットノットといえば段数があるがために高さが出てくるもの。ですがこちらのワットノットは合計3段で、高さが68cmほど。天板の大きさも幅50cm x 奥行き37cmですのでスペースも取りません。

№4572 ワットノット

リビングのちょっとした棚として、アンティークを1つ取り入れてみてはいかがでしょうか。

№4572 ワットノット



最後はちょっとした書き物スペースが欲しい時に活躍するスモールビューロー。W44 x D40 x H96と大変省スペース。まるで炎が揺らめいているかのようなマホガニーの杢目を身に纏い、引出しそして蓋の縁は線象嵌で装飾されています。

№4573 スモールビューロー

№4573 スモールビューロー

№4573 スモールビューロー

天板部グリーンのレザーも縁が金彩で彩られた優美なデザイン。自分だけで使うプライベートな家具だからこそ自分が心から気にいったものを使いたい、そんな次の主人をお待ちしています。

by A

2020年2月6日木曜日

「バーリーシュガーツイスト」の魅力

皆様いかがお過ごしでしょうか?
インフルエンザ、新型コロナウイルス、花粉症、風邪・・・どれもこれもマスクに手洗い必須で気を付けなければならないという今日この頃です。

さて、アンティーク家具にはぐるぐるとねじり飴のような形をした、所謂【ツイスト】と呼んでいる脚のデザインがあります。
テーブルやチェアなどにさりげなく施されているのをよく見かけることでしょう。
正式名称は バーリー シュガー ツイスト 。。木製家具の美的価値を高めるためのデザインと言われています。

今回はこのらせん状の旋盤加工で作成する、挽き物細工バーリー シュガー ツイストが魅力的なアイテムを幾つかご紹介します。


まずはこちらの「オケージョナルテーブル」。
単なるストレートな脚では地味な印象になるところを、ツイストな脚がとてもエレガントで素敵なアクセントになっているんですね。

№4548 オケーショナルテーブル

薄めの引出し付きでとても実用的でもあるテーブル、軽くて移動も便利な優れもの。





そしてこちらの「プラントスタンド」。
ツイストの脚がすらりと長く高さがありますので、垂れ下がるようなタイプの蔓物の植物などを置いてお部屋にグリーンをプラスするのに最適なアイテムですよー。

№4376 プラントスタンド
場所を取らずオーク材のしっかりとした作りで安定感も抜群です!





さらにこちらの「ダイニングチェア」。
1930年代のオークのハイバックチェア。シンプルなデザインながら英国の伝統的な存在感が引き立っているのもツイストのデザインだからこそなんです。

№4094 ダイニングチェア

グリーンの鮮やかな座面生地は張替え済みで綺麗です。。。



「バーリー シュガー ツイスト」の魅力を感じられる家具は他にもワットノットなどにも
エトセトラ多数ございますよー。

これぞという逸品を、オンリーワンの宝物を、お気に入りの家具類・雑貨を探しに
どうぞここウエストウッドへいらっしゃいませんかー?

by K